ポジショニングはマーケティングの要だからこそ理論や戦略を学ぶのが肝要~ポジショニングを決めるポイントと注意点~ | ディープヴィジョン研究所

マーケティングを簡潔に表現するのであれば、価値を顧客に提供し対価としてお金をいただくことです。ビジネスの場において、マーケティングは欠かせないものであり、日々多くの企業がマーケティングの世界で戦っています。マーケティングで重要なことは数多くあり、その1つとして挙げられるのが、ポジショニングです。

こちらでは、ポジショニングを決めるポイントと注意点について解説します。

ポジショニングを決めるポイント

豆電球を指差す手

マーケティングの要ともいえるポジショニングを決める際、どういったポイントに注目すべきでしょうか?こちらでは、4つのポイントについて解説します。

顧客に購入・利用してもらえる商品・サービスの特色を考える

例えば、AとB社は互いにハンバーガーを扱っているお店だったとします。両社はハンバーガーという同一の商品を扱ってはいますが、Aは「安くて手軽に買える」Bは「それなりに高い価格だが高級感がある」などそれぞれ特色が異なります。ポジショニングを考える上で、自社の商品・サービスの特色をはっきりとさせることは重要です。特色がわかれば、それを活かして勝負することが可能となります。

顧客のどのようなニーズを満たすべきか

自社の商品・サービスは、顧客のどのニーズを満たすか考えてみましょう。価値観が多様化する世の中において、顧客のニーズは星の数ほどあります。中にはまだ見つかっていないニーズもあるはずです。顧客のどのようなニーズを満たせるか考えるうちに、これまでにないカテゴリーを生み出せる可能性があります。

強者である競合他社にも負けない分野を考えてみる

競合他社に、周りの会社よりも力ある存在がいたとします。そのような場合、強者である競合他社では対応できないカテゴリーを考えてみましょう。例えば、営業時間が20時までのコーヒー店がライバル店だった場合、22時まで営業できるお店があれば「遅い時間帯でも利用できる店」として差別化が図れます。もちろん、分野によってはすぐに競合他社に対応されてしまう場合もあるかもしれませんので、念入りのリサーチが重要です。

競合他社を明確化する

競合他社は明らかだと思っていても、実際には見極めが甘い場合もあります。例えば、ラーメン店を経営している場合、同じラーメン店ばかりが競合他社だと思うかもしれません。しかし、顧客の立場で考えてみた場合、それ以外の飲食店もライバルになり得ます。「お腹がすいたから食べたい」というニーズを持った顧客にとって、必ずしもラーメンでお腹を満たす必要はありません。バーガー店かもしれませんし、牛丼屋を選択することもあるでしょう。ご自身のビジネスの視点だけでなく、顧客の視点で考えてみると視野が広がります。

ポジショニングについて考えるなら知っておきたい注意点

コルクボードに貼られた注意書き

ポジショニングについて思考を巡らせていると、競合他社に簡単にマネをされるポジションがあることに気づけます。

例として、自社が牛丼を販売しているお店だったとします。牛丼を他の牛丼屋よりも安い価格である「1杯300円」で販売していることが強みだったとすれば、他店も同様の値段、もしくはそれ以下の価格で販売してしまえば簡単に強みを奪われてしまいます。

長い間他社にはないポジションを維持するためには、安さや機能、品質だけでなく、精神的な価値にも意識を向けることが大切です。同じ製品・サービスを扱っている企業がたくさんあったとしても、「この企業・お店の商品やサービスだからこそ最高だ」と思える価値を提供できれば他社にはマネできない強みを保持し続けることができます。

ポジショニングはマーケティングの要だからこそ理論や戦略を学びましょう

こちらでは、マーケティングで重要なポジショニングを決めるポイントと注意点について解説しました。ポジショニングの理論・戦略について理解を深めることは、今後の役に立ちますので、日々学ぶ姿勢こそが大切です。

よりポジショニングについて学んでいきたいとお考えでしたら、ディープヴィジョン研究所にお任せください。長年ブランドづくりに携わってきたプロが、ポジショニングを含め、皆様に役立つ情報をお伝えします。

ブランドを立ち上げる際に知っておきたいポイント

マーケティングで大切なポジショニングについて学びたいとお考えならディープヴィジョン研究所へ

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株式会社ディープビジョン研究所
Deepvision Lab ltd.
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