ブランディングのコンサルをご検討なら!企業ブランディングに必要な価値と成功事例

成功事例を参考にして企業ブランディングで価値を高めよう

企業ブランディングは、他社と差別化を図り、ユーザーや社員に価値をアピールするのに有効です。ブランド・コンサルティングを活用し、具体的な戦略を構築していきましょう。

企業ブランド戦略に必要な価値と成功事例の紹介

ノートパソコンを持つビジネスマン

企業ブランド戦略は、企業価値を高めるために行うものです。アウターブランド戦略ではユーザーに対して企業価値のアピールを行い、インナーブランド戦略では自社の社員や採用市場で企業価値をアピールします。

そして、アウターブランド戦略、インナーブランド戦略にも共通する企業価値が存在します。主にアウターブランド戦略に焦点を当てた考え方ではありますが、企業価値の考え方はインナーブランド戦略においても基本的には同じです。

一口に企業価値といっても、複数の観点から以下のような価値が存在します。

  • 実利価値
  • 感性価値
  • 情緒価値
  • 共鳴価値

実利価値は最も想像しやすい企業価値といえるでしょう。実利価値とは、サービス・商品のクオリティ、性能、使いやすさ、需要の高さなど、実際のメリットを指します。実利価値のアピールはブランド戦略の基本で、どの企業も力を入れている部分でしょう。

次に感性価値とは、企業のデザイン、印象などの価値です。ユーザーは企業に対して何らかの印象を持っていたり、そこに価値を感じていたりします。感性価値では、この企業のサービス・商品は自分に合っている、と感じてもらうことが重要です。

情緒価値とは、サービス・商品に対する実感や体験により、ユーザーの気持ちをポジティブにするものです。ユーザーに選んでもらうためにはユーザーの感情を動かすことが非常に重要です。実利価値や感性価値も、感情を動かして購入してもらうことが目的といっても過言ではないので、情緒価値につながってきます。

そして最後は共鳴価値です。共鳴価値とはユーザーが自己実現、社会実現などのやりがいや自尊心を満たすことができるといった価値です。前の3つの価値に比べるとかなり視野の大きな話ですが、最終的に共鳴価値にまでつなげられるとユーザーは強力なファンになります。

次に、ブランド戦略の事例をご紹介します。

Apple

Appleの商品は、徹底的な使いやすさの追求と、洗練されたデザイン性が特徴です。つまり、実利価値と感覚価値のブランド戦略に力が入れられているということです。多くの方は、Appleの商品と聞いただけで使いやすくてスタイリッシュなデザインを想像するかと思います。

またAppleの商品を持つことで気持ちが高揚するといった、Apple自体を溺愛しているコアなファンも多いはずです。これは、ブランド戦略が情緒価値にもつながっているといえます。

ユニリーバ

ユニリーバは、積極的に環境保護活動を行っている一般消費財メーカーです。具体的には、貧困層の生活改善、再生可能エネルギーの利用割合の増加、自社で使う農産物の100%を持続可能な方法で調達する、といったことを行っています。

ブランド戦略も環境保護活動を主軸に置いたものであるため、ユニリーバにかかわるユーザーや社員は、社会貢献をしているというポジティブな感情を持つことができます。企業にとって共鳴価値のブランド戦略はハードルが高いものですが、ユニリーバは共鳴価値のブランド戦略に成功している事例の一つです。

セゾンファクトリー

食品業界は、実は多くの業界の中でも企業ブランド戦略が非常に重要な要素です。なぜなら、商品の数が多い分、ブランド戦略に力を入れなければユーザーの目に留まらないからです。

セゾンファクトリーは山形県に本社を置く高級加工食品メーカーです。旬の果物などを活かした製品づくりが特徴で、素材へのこだわり、人の手で加工する、きれいはおいしい、といったコンセプトでブランドの差別化を図っています。特に感性価値に訴えかけるブランド戦略です。

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握手をする人々

企業ブランド戦略は、ユーザーや社員に価値をアピールするために行うものです。その結果、売上がアップし、また自社に優れた人材が集まれば企業は成長します。

そして企業の価値には、大きく分けて実利価値・感性価値・情緒価値・共鳴価値があります。実利価値、感性価値を深めていくことで、情緒価値につながることもあります。また共鳴価値は特定の業種以外、ブランド戦略が難しいものですが、近年は幅広い業界で積極的に取り入れられています。

ブランド戦略の手法の選び方や立て方にお悩みの際は、ぜひ株式会社ディープビジョン研究所にご相談ください。

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