経営理念・ビジョンのご相談なら!ビジョンづくりのステップと作り方

経営理念に並び重要なビジョンづくり!「探索」「創出」「定着」の3ステップが必要

企業の継続的な発展には経営理念とビジョンの決定が必要です。特にビジョンづくりは「探索」「創出」「定着」のステップを踏むと、良質なものが完成します。ビジョンの作り方でお悩みなら、株式会社ディープビジョン研究所にご相談ください。

ビジョンの作り方・大切なビジョンづくりのステップ

階段の下で朝日を見つめる人物

ビジョンの作り方には戦略的な3つのステップがあり、「探索」「創出」「定着」の順で完成させていきます。まずは、ビジョンの基本的な意味や、役割を押さえておきましょう。

ビジョンとは

私たち株式会社ディープビジョン研究所は、ビジョンを「その企業が生み出す最高の公共的未来像」と定義しています。ビジネスとは世の中の課題を解決して、利益を得る活動です。つまり、ビジョンとは、その課題解決の末に「私たちはどのような未来を創造したいのか」と企業自身が問いかけて、最終的に得た未来像と言えるでしょう。つまり、ビジョンは、各企業が自分自身に深く問いかけて作り出し、定着させるものです。

ビジョンは「花」のように例えることができます。花は根があり、茎や葉が生え、やがて花を咲かせます。企業の場合、根は「資産」「歴史」「カルチャー」などに該当します。そして茎や葉は「課題」と「課題解決」つまり「日々の業務」を表し、花が「ビジョン」となります。

美しい花を咲かせるためには、どのような土に根を下ろしているのか、どのような葉や茎であるのか、しっかりとそれらを見つめなければなりません。それらを見つめることで咲かせるべき、あるいは咲かせたい花の姿がわかってきます。

ビジョンは3ステップで完成する

「咲かせたい花」としてのビジョンの作成は「探索」「創出」「定着」の3ステップで行います。

1.探索

探索の目的は、「自社を俯瞰するため」にあります。具体的には、必ず創業の歴史を振り返ります。「どんな境遇の人がどんな思いで企業を立ち上げたのか」をインタビューしたり、文献を参考に探りましょう。まずは企業が歩んできた道のりを全員で共有します。

始まりからたどることで、創業者の意思を汲み取り、そこから過去の達成や、現在の状況、将来の可能性など、いまの自分たちの資産の全体像を過去、現在、未来の時間軸それぞれで把握します。

2.創出

探索で十分な情報を収集し、自分たちの全体像を把握できたら、もっとも重要な、自分たちの創業から未来にまで通ずる価値を取り出していきます。この価値を取り出しながらビジョンを創っていきます。実は、ビジョンは「創る」というより「見出す、発見する」と言った方が正しいでしょう。ビジョンはいままでの企業活動の中に内在するもの、なのです。

この創出のステップはさらに3つに分類されます。「ビジョン・マッピング」「バリューグラフ」「言語化」です。

ビジョン・マッピングは自分たちが「出来ること」「やりたいこと」「やれたらスゴイこと」などを徹底的に棚卸し、自社を客観的に見つめる作業です。ランダムな情報を意味や流れを見ることで、一つのまとまり、一つの結論に向かっていくものとして分解し、「ビジョンの種」を見出していきます。

次にバリューグラフは、マッピングで引き出した「ビジョンの種」となる要素の意味を探り、その裏側にある思いや願望を探ります。

そして言語化では、この創出の過程で見つかった重要なキーワードを使って、ビジョンを創り上げていきます。メンバーが一人ひとりアイデアを出し、全員でじっくり時間をかけて検討していきます。数度にわたる徹底的な検討を経て、たった一つのビジョンが決定します。

3.定着

ビジョンが決定したら、最後は社内でビジョンの定着のステップです。

どれだけよいビジョンが完成しても、「誰も知らない」という状況では意味がありません。そのため、ビジョンが完成したら全従業員に浸透させるよう働きかけます。

このビジョンの浸透も、「認知」「理解」「共感」「実践」など、いくつかのステップを踏んで行います。

まずは従業員にビジョンの存在を知ってもらい、本質を理解してもらいましょう。そして従業員から共感を得ることが大切です。経営陣が多くの思いを込めて考えたビジョンでも、一般的な従業員に共感を得られない場合、実践は難しいでしょう。

まず、理解・共感です。そしてビジョンを実践に落とし込んで行きます。

経営理念やビジョンの作り方に悩んだら株式会社ディープビジョン研究所へ!

悩むビジネスマン

ビジョンの浸透には、インナーブランディングの戦略が重要となります。正しいステップを踏み、自社ならではのビジョンを掲げることができれば、従業員の納得度や満足度も大きく向上するでしょう。

今回はビジョンの作り方について触れましたが、実際に作成していくと多くのシーンでつまずくことがあります。「ステップ通りにいかない」「従業員から賛同を得られない」とお悩みの場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。

株式会社ディープビジョン研究所は、ブランディングや企業の戦略づくり、経営理念の開発などを数多く手掛けています。そのため、ビジョンづくりはもちろん、経営にまつわる広い範囲でサポートが可能です。「自社をよりよくしたい」とお悩みの場合は、ぜひお問い合わせください。

プロフィール

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会社名
株式会社ディープビジョン研究所
Deepvision Lab ltd.
設立 2017年9月20日
代表者 江上 隆夫
住所 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-7-18 日総第18-6F エキスパート新横浜501
TEL 045-594-7849
URL https://deepvisionlab.jp/
事業内容 コンサルティング、クリエイティブ開発、研修、事業開発、講演・セミナー、出版