2021年10月7日

弱点やコンプレックスを無形資産にするときのポイント

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「弱点やコンプレックスを無形資産にするときのポイント」についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

弱点、コンプレックスを
武器にすると言います。

これは弱点、コンプレックスが
そのまま武器になることを
意味するわけではありません。

それに対して克服しようとして
克服できたと自分で思ったときに、
これは強力な武器になるわけです。

ポイントは
「克服できたと自分で思ったとき」です。

 

それは他人が判断するのではなく
あなたが「行けた!」と思ったときが
そのときなのです。

天才タイプの巨人軍の長嶋茂雄さんより
天性の才能はあったにせよ

努力を重ねて歴史に残るバッターになった
落合博満さんや故野村監督の方が
バッターの指導が上手かったように

克服する過程で得たものは方法論として
他人に手渡すことができるようになります。

うまく体系化すれば、
その人独自のメソッドになるのです。

これは物凄い財産です。

強力な無形資産と言ってよいでしょう。

イチローさんは、
プロ野球でのある打席の瞬間、
「バッティングが分かった!」と
思った瞬間があるそうです。

天才といってもよい世界的なバッターですが
このことばは懸命に何かを追求した者しか
吐けないようなものです。

「特別なことをするために
特別なことをするのではない、
特別なことをするために
普段どおりの当たり前のことをする」

本当に「強力な無形資産」を
どう作るかの最大のポイントは、
イチローさんのこのことばの中にあります。

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。

引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

自分が取り組む、
すべてのプロジェクトを成功させたい。

そう願うのは人情ですが
10割バッターが存在しないように
それはありえない話です。

でも、少なくとも成功率は上げたい。

1プロジェクトで、思い描いたプランの
少なくとも8割ぐらいを達成できた、
と思えるなら、個人的には大成功です。

そこに到達するにはどうしたらいいのか?

まず、人間は飽きっぽい動物
だということを前提にすべてを進める
必要があります。

熱しやすく、冷めやすい。

すぐに忘れるし、
すぐに興味をなくしていく。

まるで自分自身のことを言っているようで
心が痛みますが(笑)

とにかく。動物としての人間の
このクセを前提にプロジェクトを進めなければ、
わりと早めにプロジェクトはダメになります。

これは断言できます。

なぜ、断言できるかと言われれば
私がさんざん失敗し、味わってきたからです。

言いたくない事実ですが(笑)

最近、社会問題の解決に成功している事例には
どんな共通点があるのか、を研究しています。

共通しているのが2つのポイントです。

特別なものではありません。

特別なものではないがゆえに
逆に重要視しなければならない要素です。

今週のヒマラヤFMはこちらから
第211回 「プロジェクト」をダレさせない2つのポイント
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/146347159

 

 

次回の更新もお楽しみに!