2023年7月22日

ビジョンを持とう

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
 
今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「ビジョンを持とう」というテーマでお話しします。

 
それでは、早速どうぞ!
 
 


 
 

日本という国に、
いまビジョンはありません。
 
政策のお題目のようなものは存在しますが、
でも、あれはビジョンではありません。

ビジョンを持たない国は漂流します。
 
リアクション、反応することで
生き延びる国だからです。

 
 

とするなら、せめてあなたは
自分のビジョンを持つべきです。
 

自分の行き先をはっきりと
イメージできるビジョン。

何をすべきかが明確に分かるビジョン。

自分がそれを聞いてワクワクするビジョン。
 

ただの言葉であるビジョンも
心からそう思うと、強烈な推進力を持ちます。

 
 

 
アメリカの公民権運動を推し進めた
マーチン・ルーサー・キング牧師の
ビジョンは、実は、ただ彼が心から信じた
「自分のためのビジョン」です。
 

この国は人種を問わない
「公平な国であるべきだ」という理想が
実現されるべきだと心から信じた。
 

だから、1963年の8月の炎天下に
全米から、招待状もないのに
人種を問わない20万人の人々が
(4人に1人は白人でした)
自分のお金でやってきて
彼の演説を聞いたのです。
 

それは
「キング牧師の理想、ビジョン」ではなく、
「私自身の理想、ビジョン」であると
信じたから、その20万人の人々は動いたのです。
 

「わたし」と理想を同じくする彼の言葉を
聞いてみようと思ったのです。

 
 

優れたビジョンの感染力は
コロナなどの比ではありません。
 

SNSなどを通じて
その数千倍、数万倍のスピード
世の中に拡散します。

拡散力のある「強いビジョン」は
世界を変えていきます。

ただ、どんな強いビジョンも
出発点はたった一人の人の思いです。
 
 

まずはビジョンを持とうと思うこと。

自分の中に汲み出せる理想を
探してみてください。

どんな巨大なビジョンも
出発点は胸の奥にしまった小さな想いから
始まります。

 
 

 
いかがでしたか。

まずは、
自分の中にある小さな想いを
見つめ直してみませんか。
 
企業や団体のビジョンについてお悩みの際は、
弊社・ディープビジョン研究所にお気軽にご相談ください。

ではまた次回の更新もお楽しみに!