2023年9月30日

デザイン思考がうまく行かない理由

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
 

今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
”デザイン思考がうまく行かない理由”
というテーマでお話しします。

 
それでは、早速どうぞ!
 
 


 
 

日本で「デザイン思考」の活用が進まない、
という記事がありました。

今年の6月の記事です。
     ↓
https://bizzine.jp/article/detail/9181?cx_testId=161

 
 
このメルマガで何度かお伝えしているけれど・・・

「デザイン思考」はもともと
高度成長期の日本企業のやり方を
アメリカが研究し、誰にでも使えるものとして
パッケージ化したものです。

川喜田二郎の「KJ法」
HONDAの「わいがや」とか。

 
つまり「本家は日本」なのです。

人間中心の思想で商品なり、
事業なりを展開していたのはアメリカではなく
日本だということを忘れないでください。

 
ただ、現状のデザイン思考のスキルは
欧米人向けにパッケージ化したので
そのまま使うと、日本人に
そぐわないところがある、というだけ。

デザイン思考の核は
あらゆる可能性を捨てずに
「グズグズ」と考えて、
とりあえず試してみる。

ポイントはこれだけです。

 
もし、デザイン思考が
上手く行っていないとしたら
それは歴史をひっくり返して
「思い出せ」ばいいのです。

 
チャレンジャ―であること
楽しむことを忘れなかった、
あのころの人たちのことを思い出す。

そのマインドセットを
自分たちにインストールすれば
ぜんぜん大丈夫です。

 
 

 
 
いかがでしたか。

本家が日本のデザイン思考。
じつは私たち日本人にフィットした思考法ということ。
マインドセットし直して、
ぜひ活用してきましょう。

 
ではまた次回の更新もお楽しみに!