2021年3月1日

線形と非線形ふたつの未来

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

きょうから3月ですね。
3月は別れや旅立ちの季節ではありますが、
街の彩りも桜色や菜の花色が増え、ワクワクしますね!
でも、今年もお花見は自粛なのでしょうか。

さて、今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「線形と非線形ふたつの未来」ということで、
未来をどのように捉え、進めばいいのだろうか、とお伝えします。

それでは、早速。

未来には2つの未来があります。

ひとつは、
いまの延長線上に
イメージできる「線形未来」。

もうひとつは、
いまの延長線上にない
イメージしにくい「非線形未来」。

未来を想定するなら、
この二つの未来を
想定しなければならない。

往々にして起こるのは
人は「無意識の期待のうち」に
未来を想定してしまう、
ということ。

こうなるんじゃない?

こうなるかもしれない!

きっと、こうなるよ。

でも、未来は
どちらかというと
フロッグリープする、
「非線形未来」の匂いと現実を
引き連れてやってきます。

とんでもない状況や
あり得なかい現実を
頭の片隅に置くことが
リスクヘッジのこつです。

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グレタ・トゥーンベリ

ぜんぶ
予想されたものでは
ありませんでした。

つまり、未来に対しては、、、、

現実に十分な目配せをしながら、
自分の在り方を定め、
柔軟さを秘め、そして学びながら
身軽に進むべし。

そう、思います。

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。

引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

こちらのじぶんの本質に出会いたいならKJ法コラムで
デザイン経営について触れました。

簡単に言うと、
デザイン経営とは
ロジックとクリエイティブ発想の素早い往復で
社会にイノベーティブなプロダクトやサービスを
提供していく経営方法です。

デザイン経営は
デザイン思考と言われる問題解決思考を
取り入れた経営手法でもあるのですが。

このデザイン思考は
問題の解決方法が
まったく分からないときに
その解決方法を
発想する手法として有名です。

そして、このデザイン思考の原点に、
たくさんのあやふやな情報から
何らかの発想や視点を生み出す方法として
「KJ法」という方法があります。

「KJ法」は
私が学生時代だったころから
有名な発想手法で、、、、

1960年代に、
文化人類学者の川喜田二郎先生が、
人類学の調査をした膨大な情報を整理し
そこから新しい発想を得る
手法として開発したものです。

川喜田二郎先生の
川喜田のkと、二郎のJで、KJ法です。

この方法をブランドづくりや
色々な物事を整理して発想するのに、
私はめちゃめちゃ愛用しています。

なぜかというと、
たくさんの情報にかくれている
物事の本質が、すごく簡単に
浮かび上がる手法だからです。

これ以上の方法って
ひょっとしたら、どこかに
あるのかもしれないけど、
私は出会ったことがありません。

第179回ブランディングの作法-その7のヒマラヤFMは、
この「KJ法」のご紹介です!

第179回ブランディングの作法-その7 じぶんの本質に出会いたいならKJ法
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/131589232

次回の更新もお楽しみに!