2021年5月18日

アート思考を身につける

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
ヒマラヤFMにて音声で
「注目を浴びるアート思考とは?」というテーマで、
ロジカル思考、デザイン思考の次の思考法として注目を浴びるアート思考のことを
語ります。

メッセージに引き続き、お聴き下さい。

 

 

ロジカル思考、
デザイン思考と来て、、、

最近、アート思考が
注目を浴びています。

たぶん、
日本人の
50代以上の男性で、
高校や大学や専門学校を卒業して
何となく入ってしまった企業や組織で
ずっと務めている。

そして、そういう場所に
しっかりなじんでいる。

そういうタイプの人間が
最も苦手な発想法ではないか
と思います。

 

つまり、経団連の
軽井沢で開かれるような夏のパーティに
来ているような、あるいは行きたいと
願っている人間です。

 

Aという値を入れると
Bという定型のパターンが
自動的に出力される。

Bの答えがせいぜいで
Cには絶対行きつかない。

Dさえも目に入らない。

人間はどうしたって
環境に適応する。

 

いまいる環境に最適化していくと
その環境下のみで最高のパフォーマンスを
発揮する偏った状態になります。

悲劇は、最高のパフォーマンスを
発揮しているので本人自身が
汎用性がないことに気づかないこと。

その環境下でしか生きていけない
「人間のガラパゴス化」が完成する。

そして、思考も行動も
パターン化していること、
ある特定環境に過剰適応していることに
本人は気づかない。

こうして環境変化に対して
最高にぜい弱な人間とシステムが
出来上がる。

 

なぜ、アート思考が注目を浴びるのか、
というと、こうした固定化した環境は
新しいものを何も生み出せなくなってきたから。

正確に言えば、
改善された機能を生み出すことはできても
新しい意味価値を生み出すことができないから。

機能は昨日の延長でしかない(笑)

それは、永遠にB´だ。

 

私たちが欲しいのは
Xやβかもしれないし
イやロかもしれないし、
5かもしれない。

とにかく、答えが
そこにないことだけは分かる。

 

その時に、
まったく新しい問いを立てることができ、
その問いに飛躍した答えを見出せるのは
ロジカル思考でもなく、デザイン思考でもなく、
アート思考ではないか。

半分その通りで、
半分その通りではない。

なぜなら、アート思考は
目的志向、問題解決志向とは
本質的に相いれないから。

 

今週のヒマラヤFMは、
3つの思考法をちょっとだけ比べながら、
アート思考に迫ります。

 

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いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。