2022年9月13日

ダーウィンと日本軍〜ビジネス戦略塾 第260回

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日は、ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が音声にて
歴史に学ぶシリーズの8回目、最終回です。
名著「失敗の本質」から、日本軍の組織上の敗因4プロセスや動機を重視した評価と
全体の振り返りを行います。

歴史に学ぶシリーズ

 

の続きです。

それでは、江上鳴風のメッセージに引き続き、お聴き下さい。

 

失敗の本質で語られる
もっとも重要なことは何だと思いますか?

 

日本軍の体質?

戦略上の失敗要因?

組織上の失敗要因?

 

いいえ、違います。

 

もっとも重要なことは
現実から学べない組織、自己革新しない組織は、
滅ぶということです。

 

ダーウインが「種の起源」で言った
と言われる言葉があります。

「もっとも強い者が生き残るのではなく
もっとも変化したものが生き残る」

でも「種の起源」では
そんなことを述べている箇所はありませんwww

原典確認しない人がハマるワナですwww

 

さて。ただ似たようなことばで言えば・・・
「種の起源 第5章変異の法則 まとめ」に

<地表に生息する無数の生物は、
新しい構造を獲得することで互いに闘争し合い、
最も適応したものが生き残る。>
(光文社古典新訳文庫 電子版)

というのがあります。

 

ダーウィンが言っているのは

生命は・・・

「新しい構造」を獲得しようとする。

さらに・・・

構造を獲得することで闘争(生存競争)する。

そして・・・

最も適応したものが生き残る。

・・・です。

 

生命はどのような環境下でも、
生存し、命をつなぎ、繁栄することが
グランド・ストラテジー(大戦略)です。

そして、この生命の大戦略はひと言で
言い表すことができます。

―――――――――――――――――――
環境に応じて「新しい構造」を出現させ、
生存に有利なように自らを変えること
―――――――――――――――――――

これに尽きます。

 

それは私たち個人、
私たちがつくるすべての組織に言える、
ということを「失敗の本質」は語っています。

ポイントは簡単に言えば
「緊張、自律、変異」です。

 

第260回の放送は、
「歴史に学ぶ 失敗の本質」の8回目。
いよいよ最終回です。

硬い内容なのに
意外に長く続きましたぁ~

 

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   ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第260回 歴史に学ぶ 「失敗の本質」 その8 最終回
   <プロセスや動機を重視した評価>
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*江上鳴風(えがみなりかぜ)とは、
江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。

 

 

いかがですか。

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30年以上に及ぶクリエイティブ、広告業界の第一線の経験から、
ブランディングからクリエイティブ、デザイン思考、アート思考、さまざま戦略やスキルまで、
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