2022年1月24日
フィールドワークはめちゃ侮れません!
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が、
「フィールドワーク」についてお伝えします。
それでは、早速。
★
フィールドワークは、
もともと文化人類学者の方法論。
アマゾンの奥地の部族と
いっしょに暮らしながら・・・
彼らのものの考え方や
世界観、社会構造とか
家族親族関係を知らべる。
そこで構造主義の原点である
クロード・レヴィ・ストロースの
「野生の思考」は生れてきました。
TOYOTAに、現地現物という考え方があります。
トヨタがやっているのは
製造現場での問題の構造化。
そこで起きていることの情報を
徹底的に集め、その情報を構造化する。
すると、問題の起源が分かってくる。
何がそこで起きているのかがわかる。
これ、完全に文化人類学者さんの
やり方といっしょ。
簡単に言うと
「事件は現場で起きているんだ!
会議室で起きてるんじゃない!」
という湾岸警察署の青島刑事の
ことばに集約されます。
情報の構造化は、
現場での徹底した、MECEな
情報やモノの収拾から始まります。
フィールドワークって、
あなどれません。
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。
引き続き、第226回の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
★
戦後、「三木トリローグループ」
というクリエイティブ集団が存在しました。
以下、wikiからの抜粋引用ですが・・
ラジオ番組『日曜娯楽版』(1947年放送開始)
での「冗談音楽」、その後身である
『ユーモア劇場』で爆発的な人気を博します。
その後、三木トリローは・・・
1951年、日本初の放送における
コマーシャルソングである
「僕はアマチュア・カメラマン」をつくり、
さらにディズニーアニメで
初の日本語版音楽監督を務めています。
トリローグループの活動に際し
キノトール、能見正比古、永六輔、
神吉拓郎、野坂昭如、伊藤アキラと
トリローグループを結成。
また、作曲家陣として神津善行、いずみたく、
嵐野英彦、桜井順などを、
三木鶏郎楽団としてジョージ川口、小野満、
鈴木章治などを集める。
門下からは歌手:楠トシエ、中村メイコなどや
俳優:逗子とんぼ、なべおさみ、左とん平など、
多くの人物を世に送り出している。
もうほとんどが亡くなったり、ご高齢の方ばかりで
どれほど「トリローグループ」が勢いがあったのかは
分かりませんが、戦後の日本に名だたる作家、作曲家、
ミュージシャン、歌手、俳優を排出しています。
広告業界で名門の制作会社で
ライトパブリシティという会社があります。
戦後1951年に立ち上がった
日本で初めての広告制作専業の会社です。
やはり、日本を代表するクリエイターを
数多く排出しています。
※( )内は代表作、代表する仕事。
コピーライター
土屋耕一(君のひとみは10000ボルト)
秋山晶(男は黙ってサッポロビール)
アートディレクター
細谷巌(サッポロビール、キューピーマヨネーズ)
田中一光(東京・札幌オリンピック、西武美術館)
浅葉克己(西武セゾン、サントリー、日清)
イラストレーター
和田誠(ハイライト、麻雀放浪記)
山下勇三(キューピー、無印良品)
フォトグラファー
篠山紀信(ジョン・レノン「ダブルファンタジー」ジャケット)
坂田栄一郎(AERA表紙、西武デパート)
ホンマ・タカシ(東京郊外 TOKYO SUBURBIA)
幸いなことに、
ライトパブリシティでピックアップした方には
私個人が知り合いだったり、仕事をした方も
数名含まれます。
一流とはどういうことかということを
学ばせてもらった気がします。
さて。長々と2つの集団について紹介したのは、
こうした集団、場と言っても良いかもしれませんが
このように素晴らしい才能が次々と
生まれてくる場はどうできるのか?
という疑問があるからです。
その集団の仕事ぶりが多くの才能を集めた、
ということもあるでしょう。
しかし、その集団自体に、才能を花開かせる
何らかの土壌、仕組み、傾向がなければ
長期間変わらずに才能を排出しつづけることはできません。
これらを率いたリーダーは、
それをどのように創ってきたのか?
トリローグループであれば三木トリロー、
ライトパブリシティであれば細谷厳、秋山晶は
それをどのように創ってきたのか?
第226回の音声配信は
リーダーによる「クリエイティブな場づくり」を
語っています。
PCでもスマホでも、
以下のお好きなURLをクリックすれば
すぐにお聞きいただけます。
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第226回 クリエイティブな場をつくるコツ
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▼アンカー(Anchor)鳴風チャンネル
https://anchor.fm/narikaze-bis
▼スポッティファイ(Spotify)鳴風チャンネル
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▼スタンド・エフエム(stand.fm)鳴風チャンネル
https://stand.fm/episodes/61e3
■第1回から第212回までの音声配信全番組は以下のヒマラヤF
「Egamingのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブラ
https://www.himalaya.com/album
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次回の更新もお楽しみに!