2021年8月31日
現実を変える「ナラティブ」の力を使う
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
ヒマラヤFMにて音声で
『現実を変える「ナラティブ」の力を使う』というテーマで、
何かに挑戦するときに、物語が持つチカラを使おう、
と語ります。
例えとして、私の大好きな「スターウォーズ」も
出てきました! あなたもスターウォーズ好きですか?
また、江上の若き時代のエピソードも登場します。
それでは、早速、
メッセージに引き続き、お聴き下さい。
★
スターウォーズのストーリーは
よくある神話と同じ展開でできていることは
よく知られています。
ものすごく簡単に言うと
スターウォーズとは「父との和解」の物語です。
ルークとアナキンの古い6作も
女性のレイが主人公の新しい3作も。
SFの冒険活劇的な要素や
西部劇、恋愛劇、喜劇的な要素も入れながら
でも、最終的な芯の芯にあるのは
「父と子の関係」です。
映画シリーズとして40年以上の継続と、
価値で700億ドル(7兆円超)を可能にしたのは
物語の核心に「父と子の葛藤と和解」を
置いたからにほかなりません。
だって、それは
私たち全員が想起できる物語だからです。
世界中みんなが関心がある。
これが古典的な物語
「ストーリー」の持つ力です。
もう一つ、ストーリーではない
力を持つ物語があります。
それが「ナラティブ」です。
ナラティブも訳すと「物語」ですが、
ナラティブに、ストーリーのような
明確な筋書きはありません。
ナラティブとはみんなで一緒に書いていく
物語と言ってもいいかもしれません。
以下にナラティブの典型を引用しますね。
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(前略)
絶望の谷間でもがくことをやめよう。
友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。
われわれは今日も明日も困難に直面するが、
それでも私には夢がある。
それは、アメリカの夢に深く根ざした夢である。
私には夢がある。
それは、いつの日か、この国が立ち上がり、
「すべての人間は平等に作られているということは、
自明の真実であると考える」というこの国の信条を、
真の意味で実現させるという夢である。
私には夢がある。
それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、
かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、
兄弟として同じテーブルにつくという夢である。
(後略)
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※「私には夢がある」(1963年)マーティン・ルーサー・キン
https://americancenterjapan.co
この物語は、古びず、かつ、毎日いまでも
たくさんの「わたし」たちによって
更新されていく物語です。
今週のヒマラヤFMでは、
そんな「ナラティブ」物語のチカラのことを
話しています。
ヒマラヤFM エガミンのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブランディング講座
第206回 現実を変える「ナラティブ」の力を使う
▼こちらをクリック
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/144447786
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いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。