2024年2月10日

オリジナリティと盗む

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「オリジナリティと盗む」
というテーマでお話ししたいと思います。
 
それでは早速どうぞ!
 
 


 
 

私の話は
ほとんどが「請け売り」である。

つまり、どこかで聞きかじった話に
尾鰭をつけて、ちょっとお化粧をして
話しています(笑)

おいおい、それって盗んでいるってことか?

いえいえ、違います。

違いますよ~

 
 

というか本当のオリジナリティって
極論、原初の生命の発生時点に
しかないんじゃないかと(笑)
 
乱暴。
 
そう、乱暴な暴論なんですが
でも、半分本気でそう思っています。

 
 
どのようなモノも、コトも、
すべて作用か反作用で系統発生しているだけ。
 

だから、私の話もあちこちで聞きかじった話や
読みかじった話が私の頭の中でスパークして、
ごちゃまぜになって、溶けて、
そのぐつぐつスープの中に浮かんできた「具」を
そっと掬って読者の皆さまにお届けしている。
 
そう思っていただくと良いかな、と。
 
 

ピカソがキュビズムを生み出したのには
アフリカの木彫に影響を受けたから、と言われています。

売春婦5人をテーマに描かれた「アビニョンの娘たち」は
そのキュビズムの発端となった現代絵画史を彩る傑作です。
 
ポール・セザンヌの「大水浴図」、
ポール・ゴーギャンの彫刻「オヴィリ」、
エル・グレコの「第五の封印」の影響も認められると
評論家は言っているようです。

 
 
つまり、天才ピカソの傑作も系統発生している。
 
ピカソは
‘Good artists copy, great artists steal’と
言ったそうです。
 
優れたアーティスは真似る、偉大なアーティストは盗む
 
これ、盗作のすすめではなく(笑)
その発想の根っこを盗み獲れと言っているだけ。
 
 
こういうSteal、個人的には
どんどんやろうと思っています。
 
皆さんも、ぜひ!!
 
 


 
 

いかがでしたか。

ではまた次回のブログ更新もお楽しみに!