2022年3月11日

そこに大義は成立しているのか?

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が、
「大義」についてお伝えします。

大義とは、人が行うべき大切な意義のことと江上は言います。
ちょっと大きなテーマですが、歴史に触れながらリーダー論を展開していきます。

それでは、早速。

 

 

私たちは、
WHY TO DO(なぜそれをやるのか?)に
納得したときに心動かされます。

 

スティーブ・ジョブズや
キング牧師、ライト兄弟に
心動かされるのは彼らのWHYの中に
無私があり、理想と情熱があったからです。

これを「大義」と言います。

人が行うべき大切な意義のことです。

 

心動かす大義は、人々に行動を促します。

だから、昔の武将は大義を求めたのですね。

歴史を見ると、大義のために起こした行動を
「義挙」として人々は扱っていました。

赤穂浪士の討ち入りは大義とまではいきませんが
「義挙」なわけです。

見方を変えれば危険なテロリズムでもあるのに、
江戸の人々はそこに「義」がある、と思ったわけです。

 

イスラム原理主義に「義」は成立するのか?
と問われれば、あまり成立しないように思います。

女性や一般の人から自由を奪うことが
なかなか「義」と見ることができないからです。

 

そこに大義は成立するのか?

これはリーダーにとっての重要な問いです。

圧制や搾取など酷い行いに対するものは
大義は十分に成立するでしょう。

それは「私たちのため」だからです。
主権、自由を勝ち取るものであれば
成立するでしょう。

無理やり他者から
攻められた側にも成立します。

 

しかし、己の恐れを起点とするものには
なかなか戦いの大義は成立しません。

恐れから始めた「義」は
本当の「義、大義」に駆逐されるのが
歴史が証明するところです。

残念ながら、そう遠くない未来に
弱体化するであろう道を
ロシアは選んでしまいました。

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランド戦略に
お役立て下さい。

引き続き、今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

人に会って話を聞く。

いちばん原始的な
この方法がネット時代でも
AI時代でも、もっとも正確で
もっとも貴重な情報をもたらします。

そのことを縷縷、述べます。

世界の一線で活躍する人は
基本的に、このやり方がもっとも有効だと
言うことを理解しています。

このバカバカしいくらい
原始的な方法の有効性は
たぶん100年経っても変わらない、
ってことを理解することが大事です。

今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」は
超シンプルなテーマです。

「誰かに話を聞きにいく」ことの
有効性と重要性です。

 

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   ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第233回 誰かに話を聞きにいく
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▼スタンド・エフエム(stand.fm)鳴風チャンネル
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次回の更新もお楽しみに!