2021年11月23日
デザイン思考~問いの質を上げることの重要性
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、音声にて
「強烈に影響を受けた講演の話」というテーマで、
いまだに江上自身に影響及ぼしている講演の話を
お届けします。
こちらの「デザイン思考」シリーズ
デザイン思考 アメリカ型とヨーロッパ型の違いから
デザイン思考、最初の共感ステップで行うことは?
デザイン思考でもっとも大事なステップはどれ?
の続きです。
まだお聴きになっていらっしゃらない方は、
合わせてお楽しみ下さい。
それでは、
メッセージに引き続き、お聴き下さい。
★
デザイン思考の2つ目のステップは
「問題定義=Defineデファイン」のステップです。
ふつうに考えると、
なんで問題を定義することが
ひとつのステップとして独立しているのだろう。。。
そんな風に思いませんか。
問いってとても重要なんですね。
私たちが考えるときって、
つねに問いが先にあります。
思考って問いがうまれたときに
回りだすからです。
たとえばレストランでも食堂でも
そこにお昼に向かう瞬間から
あなたの中に「問い」が生まれているはずです。
「なに食べよう?」
私はよく家人に、
「きょうの夜なに食べたい?」と聞かれるのですが
聞かれないとまったく何も考えていません。
でも、不思議ですよねと聞かれた瞬間から
食べたいもののイメージが浮かび、
1~2分の会話で夜のメニューが決まるんですね。
これは単純な問いの例ですが
この問いの質を上げていくことが
デザイン思考と言わず、すべての思考で重要です。
ほんとに、死活的に重要です。
たった一つの問いが
すべてを変えてしまうことがよくあります。
AI は将棋や囲碁で人間のはるか上を
いま行っています。
でも、ほとんどのAI研究者の中にある問いは
「人間の思考や感情はどうやって生まれるのか?」
のはずなんですね。
「AIが将棋で人間に勝つには?」
ではないはずなんです。
問いの設定を間違えるとまったく違う方向へ
向かっていくことになります。
デザイン思考の第二ステップ「問題定義」は、
私たちの取り組みをイノベーティブなものに変えていく、
大事な、大事なステップです。
今週は、そのことを音声配信で話しています。
PCでもスマホでも、
以下のお好きなURLをクリックすれば
すぐにお聞きいただけます。
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第218回デザイン思考 その4. 問いの質を上げろ!
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▼アンカー(Anchor)鳴風チャンネル
https://anchor.fm/narikaze-bis
▼スポッティファイ(Spotify)鳴風チャンネル
https://open.spotify.com/show/
▼スタンド・エフエム(stand.fm)鳴風チャンネル
https://stand.fm/episodes/6199
*江上鳴風(えがみなりかぜ)とは、
江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。
■第1回から第212回までの音声配信全番組は以下のヒマラヤF
「Egamingのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブラ
https://www.himalaya.com/album
★
いかがですか。
「江上鳴風のビジネス戦略塾」は、江上隆夫(江上鳴風)が、
30年以上に及ぶクリエイティブ、広告業界の第一線の経験から、
ブランディングからクリエイティブ、デザイン思考、アート思考、さまざま戦略やスキルまで、
ビジネスに役立つ本格的かつ実践的な話題を取り上げて、お伝えしていきます。
ぜひ、貴社の、あなたのビジネス戦略に
お役立て下さい。