2021年11月5日
じぶんの才能にはなぜ出会いにくいのか
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「じぶんの才能」についてお伝えします。
「ほとんどの才能って『何気ない』」と、
江上は言います。
この「何気なさ」のすごさに気づくには、
3つを意識しておくことが必要と続きます。
詳しくは本文をお読み下さい。
それでは、早速。
★
ある本に書いてあった
抜き書きです。
「一般に、われわれは
自分の心が最も得意と
することについて
最も気づいていない。」
マーヴィン・ミンスキー
(認知科学者)
分かりやすい才能を持つ人は
意外に数が少ない。
分かりやすい才能とは
たとえば野球の大谷翔平さんや
将棋の藤井聡太さんのような
こどものころから何かの分野で
圧倒的なものを見せつける才能です。
つまり、努力以前。
そうして「野球」とか「将棋」とか
かたちとしてはっきりした分野で
くっきりと才能だと分かる。
大谷さんや藤井さんほどの才能は
数十年に一人でしょうから
数百万人に一人でしょう。
でも、抜きんでて絵が上手とか
歌がうまいとかであれば
感覚的にこうした人は
1000人に数人は居ます。
問題は1000-数人=99X人の
私たちのような人です。
先ほどのマーヴィン・ミンスキー
のことばを思い出してください。
つまり、これは認知科学的に
自分の才能に自分がいちばん
気づきにくいと言っているのです。
何かを整理する才能
人の話をだまって聞ける才能
人と人をつなぐ才能
贈りものをして人を喜ばせる才能
周りにいる人はなぜか安心させてしまう才能・・。
これ、才能なんだ、と気づかずに
一生を終えてしまう人、
案外多いんです。
ほとんどの才能って「何気ない」
「何気ないけど」そこを掘ると
大きな鉱脈にぶつかります。
この「何気なさ」のすごさに気づくには
(1)他人の目を借りる
(2)じぶんの心がわくわく動くときに目をこらす
(3)偶然の機会に乗ってみる
この3つを意識しておくことが必要です。
とくに(2)は人生のコンパスになります。
どうかあなたの才能が咲きほこりますように!
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。
引き続き、今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
★
デザイン思考、もう知ってるよ、
使っているよ、という方も多いと思います。
ところで、デザイン思考に
アメリカ型と、ヨーロッパ型があるのを
ご存じでしたか?
デザイン思考は、
1960年代にいろいろな理論が形つくられて
1980年代に発展してきました。
大きな意味では
アメリカ型も、ヨーロッパ型も
違いはないのですが、
使われ方や、活用のされ方は
それぞれにちょっとずつ特長があります。
きょうは、そんな特長を紐解きながら、
どちらのデザイン思考にも共通する
もっとも大切な一歩目を解説します。
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第215回 デザイン思考をモノにしよう その1.共感
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次回の更新もお楽しみに!