2021年7月29日
いろいろな意味で記憶に残るオリンピック
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
今、開催している東京オリンピック2020について
いろいろお伝えします。
それでは、早速。
★
いろいろな意味で
記憶に残るオリンピックになります。
平和の祭典と言いながら
金がすべてのIOC。
選手のパフォーマンスで稼ぎながら
選手の健康状態は一切無視した
季節と時間帯に競技をさせる
アメリカのテレビ局。
小学生のスタジアム観戦に
持ち込みのペットボトルのカバーを剥がせ、
750ml以上の持ち込み禁止という
このくそ暑い夏に非人間的な指示を
平気で発するJOC。
地方の選手用宿泊施設への
指示が2転3転ならまだしも、
4転5転6転するJOC。
選手部屋に冷蔵庫もテレビもない、
素晴らしいオモテナシ精神。
バブル方式と言いながら
オリンピック関係者からの
100人を超える感染者の発生。
開会式直前まで辞任、辞任が相次ぎ
何かをマネージする能力が国のTOP層から
失われていることが明らか。
誰がリーダーで、誰が責任をもって
このイベントを遂行しているかが
少しも見えない大本営的な組織運営。
パフォーマンスした人たちは
懸命にやっていたし、素晴らしかったと思うけど、
途中から何をやりたいのかが
サッパリ分からなくなった開会式。
スポンサーからの収益を必死に守ろうと
つじつま合わせばかりをずっとやっているんだろうと
想像してしまう某巨大広告会社。
選手のパフォーマンスは素晴らしいし、
懸命に競技する姿には、やはり感動する。
世界中から参加してくれた彼らには
感謝と賛辞しかない。
本当にありがとう、です。
でも、しかし。
そろそろ開催方式とか、やり方とか
一度素に戻って考えるときが来ている。
そう思う。
ギリシアに戻る。
それも、あり。
ひとつの島や地域を
オリンピック会場に仕立てて
経済が回るようにして毎回そこで。
も、ありかな。
競技別に
世界中に固定都市&会場を設けて
そこで毎回開催する。
開会・閉会セレモニーは
手を挙げた国が責任をもってやる。
人類にとって大事な祭典だからこそ、
クーベルタンの理念に戻るべし。
★
いかがですか。
言いたいことがあるいろいろある江上でした。
ちなみに私としては、
「国立競技場でオリンピックが「無観客」と決定したため、
参加する予定だったボランティアの
数千個の手付かずのお弁当やパン・おにぎりなどの食品が廃棄!」
にムッとしました(怒)
なんとかできなかったのでしょうかね。
では、気持ちを切り替えて
引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。
★
人生100年時代、
いまの子供たちの50%は
100歳を超えるという推定もあります。
私たちは、昔の人の人生の
2回分を生きることができるわけです。
というかネガティブにとらえると
人生2回もやらなきゃならない(笑)
世の中の99.9%の人は
20歳前後から働かなくてもよい老後を迎えられるまで
働かないと食べていけないわけです。
自分自身、いままでの人生を振り返って
いちばん時間を費やしてきたのが「働く」なので、
いかに快適に、気持ちよく、熱中して働いけるか、
家族を養っていけるかは最重要問題です。
個人的には一生現役でいたいと思います。
この前の土曜日にテレビで
ガンダムシリーズの監督で有名な
富野由悠季さんの短いインタビューを見ました。
驚いたのが富野さんの若々しさで、
しゃべる言葉も、発する雰囲気も、
完全に現役バリバリ。
アニメの他の有名監督と遜色ない
エネルギーだったのです。
しかし、彼はいま79歳!!
熱中して働く、
創ることを心から楽しむ。
(苦闘しながらも)
あの突き動かされるような
エネルギーを見ていると、
私自身も希望が湧くような気持ちに
させられました。
人はいずれ何かの専門家になります。
投資の専門家か、パンの専門家か、
子どもの教育の専門家か、政治の専門家か、
クリーニングの専門家か、庭の植木の専門家か。。。。
私たちはすべて何かの
専門家になる必要があります。
人生100年時代、
どういう在り方の専門家になるか。
シンプルに答えを出しています。
今週のヒマラヤは
人生100年時代の能力の作り方、
専門家としてどう能力を作ればいいかを話しています。
よろしかったら、お聞きください。
今週のヒマラヤFM
第201回 人生100年時代に求められる能力って?
https://www.himalaya.com/ja/pl
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次回の更新もお楽しみに!