2023年1月17日
物事を強力に推進していくときの重要なコツ〜ビジネス戦略塾 第278回
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「物事を強力に推進していくときの重要なコツ」について、
お話ししていきます。
それでは、早速どうぞ!
★
わかっちゃいるけど、
やめられない、という
クレイジーキャッツ:植木等さんの
唄の歌詞があります。
日本の高度成長期の
調子のいい時代の唄「スーダラ節」で
都知事も務めた青島幸男さんの歌詞です。
https://www.youtube.com/watch?
いつも思うのは、これ真理だよなあ、
ということです。
人間心理のド真ん中をついていますwww
日常のいろいろなことに
流されるのが私たち。
人は「痛みを避け、快を得る」方へ
向かっていくクセがあります。
だから、やむを得ないと言えば
やむを得ないのかもしれませんが。
でも、そうした些事に流されずに
何か大きな目標を達成するには
どうしたらいいのでしょうか。
漢字学者の白川静先生を
ご存じでしょうか。
2006年にお亡くなりになりましたが、
文化勲章を受章した
漢字学の権威と言われる偉大な学者です。
白川先生の著書「孔子伝」の中公文庫版の解説に
1970年前後の学生運動が吹き荒れた時期の
白川先生のことを書いた文章があります。
以下ちょっと引用しますね。
「立命館大学で中国文学を研究される
S教授の研究室は ~(略)~
立命館大学の紛争の全期間中、
全額封鎖の際も、研究室のある建物の
一時的封鎖の際も、それまでと全く同様、
午後十一時まで煌々と電気がついていて、
地味な研究に励まれ続けていると聞く。
~(略)~ ある事件があって
S教授が学生に鉄パイプで頭を殴られた翌日も、
やはり研究室には夜おそくまで蛍光がともった。」
「わが解体」を書いた作家で中国文学者の
故・高橋和巳さんの文章です。
白川先生は漢字学を一新した
「字統」「字訓」「字通」の三部作の
偉大な業績で知られています。
この合計数千ページに及ぶ辞書において
漢字の成り立ちと意味の広がりを
白川先生がたった一人で書き記しています。
手元にあるそのうちの一冊「字通」は
ページ数が2094ページ。
https://onl.la/qRLXhuF
ざっと計算して550万字もの辞書を
お一人で作っていることになります。
どうやってこれを成し遂げたのか。
テーマに関連して、
ふと思い出してしまいました。今週のポッドキャストは
「物事を強力に推進していくときの重要なコツ」を
お伝えしています。
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江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。
★
いかがでしたか。
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