2022年12月16日
恩返しと憂国
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が、
「恩返しと憂国」と題して、江上の気持ちの真ん中に
居座っているものについてお伝えします。
それでは、早速。
★
もう10年ほど前から、そういう気持ちが
大きくなってきたのですが。
自分の気持ちの真ん中に
居座っているものがあります。
それは、自分が誰かから頂いた恩を
返したいという気持ちです、
ひと言で言えば世の中への「恩返し」。
2011年ごろからです。
東日本大震災の後から
そういう気持ちが沸き出して
止まることがありません。
ここまで人並みに仕事ができ、
生活することができた「恩」を
ある年齢から感じるようになりました。
それは特定の誰かへの恩ではなく
（もちろんお世話になった方も思い浮かびますが）
この世の中全般に感じている「恩」です。
不思議なことに・・・
そういう気持ちが途切れることがありません。
自分がなんとか人並みに
培ってきた能力や知見をたくさんの人に手渡して
なんとか世の中に恩返しができないものか。
歳をとったと言えば、
もう、まったくその通りかもしれません。
ただ、そういうことを考えると、
自分の中にチロチロと火が燃えているのを感じる。
これが、嬉しいことに、なかなかに
しつこく燃えているwww
やらねば、という気が沸いてくるのです。
ただただ、この国が心配です。
すべての経済指標が（ほぼ「すべて」です）、
30年以上まったく上向いていない国。
ロジカルな結論として、国の施策は、
ほぼ「すべて」失敗し続けている。
ほぼ「すべて」です！
政治家と官僚ばかりを責める気はありませんが
100年200年の大戦略、5年10年20年の中戦略と戦術、
リーダーシップ、覚悟すべてが足りていないのは明らかです。
そして、その状態に危機感を募らせない
私たちにもメディアにも決定的に市民としての
主体性がかなり欠如している。
小さな一個人で、何ができるか、
いつも考えています。
ニュートラルかつポジティブに
自分が取り組めることは何か、と。
まずは、日本と世界の未来を考える
小さな勉強会兼お茶会orお酒会でも
やろうかな、と。
「創風塾茶会」です。
わあ、小っちぇ～と
笑わないでくださいね。
まずは私に今すぐできること、
なんでwww
まずは、そろりそろりと
あんまり肩に力を入れずに
テキト～に始めます。
来年どこかで、またお知らせします。
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランド戦略に
お役立て下さい。
引き続き、今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
★
思考は必ずことばにしないと
伝わらないし、共有することもできません。
コミュニケーションは
ことばだけでなく、身振りや表情など
言語以外のものも大きく作用します。
でも、そうしたノンバーバル（非言語）の
コミュニケーションも、ことばによる
コミュニケーションがあって
初めて力を持つことができます。
たとえば・・・
ワールドカップに出場するチームの監督に
ことばによる指示を禁じたら、
多くのチームが混乱することは確実ですwww。
戦略という抽象度の高いものが
ビジネスではとても重要です。
理念、ビジョン、ミッション、パーパスなど
最高に抽象度が高い。
ポジショニングやコンセプトなども
そうかもしれません。
こうしたことばは、より具体的なことばに
ひも解いておく必要があります。
なぜなら・・・
ことばを抽象性が高いまま放っておくと、
現場はどう動いてよいか、何をどうすればよいか
分からないからです。
上位の抽象的な考え方や概念は、
できるだけ日常的な、具体的なことばに
翻訳する必要があります。
そういうことばに変換しておくことが、
案外、戦略の成否に結びついています。
動くのは最前線に居る人たちだからです。
つまり、彼らから見て
具体的な指示となっていることばに
しなければなりません。
第273回のポッドキャストは
ポジショニングの言語化がテーマ。
これはポジショニングに限らず
抽象度の高いことばを使うときの
大切なポイントを話しています。
以下のお好きなアプリから、どうぞ！
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～ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ～
第273回 ポジショニングをどう言葉にするのか
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＊江上鳴風（えがみなりかぜ）とは、
江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。
★
次回の更新もお楽しみに！
