2022年11月1日

コンセプトをつくるときの超簡単な裏技!〜ビジネス戦略塾 第267回

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日は、ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が音声にて
「分かりやすいコンセプトが成功の鍵」というテーマで、
コンセプトの基本の働きと創る時の基本アプローチについて

お届けします。

江上鳴風のメッセージに引き続き、お聴き下さい。

 

 

戦略づくりでコンセプトは、
要と言ってもいいものです。

おまんじゅうで言えばあんこ、
料理で言えば出汁のようなものです。

それがなかったら戦略を実行し、
目標を達成することができないものです。

 

そのコンセプトのことを、
私の一冊目の著書では
「目標を実現するための実行原理」としています。

そして、分かりやすく言えば
「一行の計画書」だと述べています。

 

良いコンセプトは一人歩きします。

勝手に関係者の口の端にのぼって
勝手にそのパワーを結集してくれる。

すごく働きもののことばなんですね。

 

たとえば、SONY創業のことば
「技術者のための理想工場の建設」は
SONYがどういう方向に発展する意思をもって
動けばよいのか示した名コンセプトでもあります。

 

Amazonの「The everything store」
サウスウエスト航空の「空飛ぶバス」
スターバックスの「3rd place」
ダイソンの「吸引力の落ちない(唯一の)掃除機」

 

良いコンセプトは
それが何をしてくれるものなのか、
何をすればいいのかが非常に明解に示されています。

この明解さは、
自分たちが提供する価値を
余分なものを削りに削った末に表れてきます。

 

え~、今日は、コンセプトを
つくるときの裏技をひとつお教えします。

放送では話していません。
このコラムだけに書きますが。

いま思い出したので(笑)

 

コンセプトを生み出すときに
いろいろな概念のことばが生まれてきます。

でも、その多くは言い得ているんだけど
なんか長くて説明的なんだよな~
ということがほとんどです。

そのときに以下の質問を
みんなに投げかけます。

自分ひとりでつくっているなら
自分に投げかけます。

 

「それ早い話が何?」

「それ早い話どういうこと?」

 

この質問にできるだけ気楽に
ギャグを交えながらでも答えてもらいます。

最初は、みんながゲラゲラと
笑うようなもので、ぜんぜんOKです。

それをポストイットに書き留めて
壁に貼るうちに誰かがきっと面白くて
みんなの腑に落ちる、ことばのかたまりを
見つけてくるはずです。

出したことばの融合が起きるんですね。

「空飛ぶバス」のような
明解で真を射抜いたものが出てくる可能性が高い。

もちろん、100%とは言いませんが
私の実体験的にも、かなり有効な方法です。

 

今日のポッドキャストは
「分かりやすいコンセプトが成功の鍵」というテーマで、
コンセプトの基本の働きと
つくる時の基本アプローチをお伝えしています。

 

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   ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
 第267回 分かりやすいコンセプトが成功の鍵
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*江上鳴風(えがみなりかぜ)とは、
江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。

 

 

いかがでしたか。
あなたのビジネス戦略のヒントを受け取っていただけたでしょうか。

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