2021年7月10日
翻訳こんにゃく、買いました！！
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫は、
最近、翻訳と通訳ができるイヤフォンを購入したそうです。
今日のコラムでは、そのようすをお伝えします。
それでは、早速。
★
最近、必要があって、
翻訳＆通訳できるイヤフォンを
購入した。
上海にある
中国系ベンチャーが
開発したものです。
日本でもポケトークとか
けっこう翻訳機械は出ているけど、
同時通訳並みに英語話者の話を
聞き取るものはない。
もちろん、
この中国製イヤフォンも
そうではない。
でも、でも。。。。
あまり期待せずに買ったのだけど、
その翻訳というより通訳の精度に
ほんとに驚いてしまった。
AirPodsにちょっとだけ似ている
ワイヤレスフォンを耳につけ、
iPhoneのアプリを立ちあげます。
そして、TEDをPCのスピーカーから
流しながらiPhoneを近づけます。
すると若干のタイムラグはあるものの
まずはiPhoneの画面上に
英文が現われ、次に少し間はあるものの
女性の人工音声がその日本語訳を
耳に届けてくれます。
その通訳は、
こなれた日本語ではないものの
ほぼほぼＴＥＤスピーカーが話している
内容をきちんと伝えてくれるのです。
おもちゃじゃないか。
まあ1万円台だし、
損してもいいや～。
という気持ちが買ったのに
届いたのはちょっと驚きの性能。
私は、この翻訳イヤフォンを
使うくらいですから英語力は中学生並みです。
情けないレベルです。
しかし、ここ５～６年、
欲しい情報が日本語サイトの中に
無いことが多くなり、
已むなく英語を勉強するとともに
翻訳アプリを使って情報を
取るようになってました。
しかし、最初のころは
Google翻訳とかひどいもので
大意はつかめてもディティールは
めちゃくちゃだったりしたのです。
それが、ここ数年で文字での翻訳精度が
ものすごく上がってきたのです。
私は、DeepLという
アプリの有料版を使っていますが
その精度と、日本語のこなれ具合には
本当に驚かされます。
専門の論文などもかなり的確に
文書まるごと翻訳してくれるのです。
感覚的には９５～９８％は
しっかり翻訳されていると感じます。
それが、今度は「音声」にまで
及んできた！
もう、ドラえもんの
ほんやくコンニャクの世界です！！
驚いて英語ができる家人のもとに
「これスゴイ！」と思わず報告に
行ってしまいました。（笑）
いまはまだ、
かなりタイムラグがあるし、
通訳の精度も、日本語のこなれ具合も、
DeepLには及びません。
でも、この分だと２～３年以内に
確実に現状のDeepLに近い精度とこなれ具合で
「日本語と英語の同時通訳」をしてくれる
イヤフォンが現われるはずです。
ついに、ここまで。
でも、10年後は
もっと驚いているんだろうな。
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。
引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。
★
ブランドは突き詰めると
「希少性」にたどり着きます。
ぜんぶがブランドという状態が
成り立つのか？と考えることがあります。
つまり、みんな違って、
みんないい、という状態です。
ビジネスで言えば、
全員が幸せ、という状態です。
でも、ふつうに考えて
これは成立しません。
ブランドは価値の優劣の競争です。
希少性とは、その競争で
手に入るものだからです。
そして、この希少性、
私たちが生きていくのに
「必要でないもの」ほど、
それを身にまとうことができます。
生きていくのに絶対に必要なものは
基本的にブランド化できないのです。
不思議ですよね。
ここに人間が認識する
価値のパラドクスがあります。
不要なものほどブランド化でき、
必要なものほどブランド化できない。
今週のヒマラヤは
そういうブランドの根源って
何なのだろう？
という時々ぼんやりと
考えていることを話しています。
今週のヒマラヤＦＭは
第198回 ブランドの希少性と幻想性について
https://www.himalaya.com/ja/pl
先週のヒマラヤFMです！
第197回 こんな場所に日本列島があったから、日本人の創造力は生まれた!
https://www.himalaya.com/ja/pl
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次回の更新もお楽しみに！
