2022年6月10日
アングロサクソンの方法論
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が、
「アングロサクソンの方法論」についてお伝えします。
それでは、早速。
★
なぜ、アングロサクソンが戦いに強いのか?
ひとつは「創造的破壊」ができること。
つまり、勝てないと分かったら
いま現在の方法を捨てることができる。
そして、勝てる方法だったら
自分の骨を断ち切るようなことでもやる。
もうひとつは、徹底的に勝つことにこだわる。
つまり、勝つためには手段を選ばない。
「スポーツマンシップ」を
アングロサクソンがなぜ声高に叫ぶのかと言えば
そんな精神が微塵もないから(笑)
それはたんに敵を油断させるための
プロパガンダ。
だから、勝つためにはもっともらしい理屈で
ルールを自分たちが有利なように変えていく。
(柔道でも、スキージャンプや複合でも
日本人が活躍する競技は日本人に
不利なルール変更がよくありますよね)
勝つためには徹底的に合理的に考え、
すべてを冷徹に実行する。
どんなに非難される方法を採用しようが
自分が勝つことに執着する。
集団融和的で情緒的な判断をしてしまう日本人が、
アングロサクソンに勝つにはどうしたらよいのか?
誰かヒントを教えてほしい。
ちなみ東条英機さんは部下思いの
情で判断するタイプだったようです。
ん、そりゃ負けますね。
※「確率思考の戦略論」(森岡毅・今西聖貴)から。
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランド戦略に
お役立て下さい。
引き続き、今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
★
GOproは、日本では女の子も使う
アクションカメラですが
もともとは「スポーツの特別なシーン」を
撮るためにアメリカで開発されたカメラ。
でも、これだと
エクストリームなスポーツの
人口が10分の1の日本では売れない。
だってもともと市場が小さいから。
じゃあ、日本で売れるようにするには?
ということでGOproは
日本では女の子も気軽に使える
小さくて可愛いアクションカメラという
色合いを強く出していきました。
キーワードは「GOpro女子」です。
で、アメリカでの受け取られ方から
日本ではターゲットを変えて広い層に
特に女性を含んだ層に変えたんですね。
で、インスタ女子もがんがん使う、
という流れを創り出すことができ、
日本での普及に弾みがついたわけです。
これをブランドの
「パーセプションチェンジ」と言います。
今週の音声配信では
この「パーセプションチェンジ」
それも史上最大の成功譚をお伝えします。
以下からどうぞ!!
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第246回 ブランドのパーセプションチェンジとは?
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次回の更新もお楽しみに!