2021年8月26日

「危機感」のない経営者の会社はすぐ辞める

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
経営者の「危機感」についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

組織が変わるために
もっとも重要なものは
何だと思いますか?

人材、能力、計画、資金・・・。

そのどれでもなく、
変わるためにもっとも重要なのは
「危機意識」です。

そして「危機意識」とは
想像力情報力の問題です。

 

通常まともな会社であれば
職位が上がるほど「危機意識」は
あがっていきます。

係長よりは課長、
課長よりは部長、
部長よりは取締役、
取締役よりは社長。

なぜなら彼らのところには
深く広く情報が集まるからです。

そして、その情報をベースに
未来が幾通りも
シミュレーションできるからです。

シミュレーションには
かならず危機的なものが入ってきます。

TOPはそれをにらみながら
会社を運営します。

常に、危機を前提として
チャンスを掴みにいくのが経営者です。

 

だから、のんびりした経営者ほど
「危機的な存在」はありません(笑)

経営者が、そういうタイプだったら
その会社はとっとと変わった方が良いでしょう。

 

いずれにしても「危機的な想像力」は
変革のレバレッジになります。

組織を変えたいのなら、
「危機」を想像力で描くことです。

ありありとリアルに。

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。

引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

このところ「共創」という
ことばを聞くことが非常に多くなりました。

そしてそれに伴って
「競争」の方は少しネガティブなイメージが
強くなってきているかもしれません。

この2つの「共創」と「競争」が
何のために存在するかというと
問題解決のためです。

つまり、早い話、
問題が解決できればよい、のです。

この2つの「きょうそう」は
そのためにある、と考えましょう。

対立項ではなく、
お互いを支えあう共存項です。

共創の場で、健全な競争が起きるとき、
その場の創造力と生産力は
飛躍的に高まっていきます。

それは、問題解決にとって、
とても幸せなこと。

共創の場づくりとは、
いかに健全な競争を持ち込めるかが
大きなポイントです。

今週のヒマラヤFMは、
「共創」と「競争」の関係と活用法について
話しています。

第205回 2つの「きょうそう~共創と競争」の活用法
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/143777446

 

次回の更新もお楽しみに!