2024年10月8日

存在論のブランディング〜ビジネス戦略塾 第368回

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「存在論のブランディング」
というテーマでお話しします。

 
それでは早速どうぞ!
 
 


 
 

ブランド戦略コンサルタントという
職種名を掲げながら、
ブランディングって必要なんだろうか、
と思うことがあります。
 
 
人で言うとブラディングって
スタイリングとイメージづくりになります。

きりきらと輝くスター的な存在ですね。

いわゆる歌い手には、
そういう戦略が必要なのかもしれません。

歌を通じた「世界観」や
その世界観が醸し出す「感情」を
伝えることが必須だからです。

聞き手をその世界に引き込めば
引き込むほど、そうしたものは
伝わりやすくなります。

世界観、イメ―ジが重要なのは
言うまでもありません。

 
 
でも、その他の世界やビジネスで
そうしたものが必要なものって
それほど無いような気がします。

これをブランド戦略コンサルタントが
言ってしまっては終わりかもしれませんが(笑)
 
 

大谷翔平さん。

たくさんの商品の顔として
露出しています。

でも、これはそういう商品を持つ企業が
大谷翔平さんの人気にあやかろうとしているだけ。

彼がそれで自分のブランドを確立しようなんて
1mmも思っていないはずです。

大谷翔平さんに必要なのは
イメージではなく本塁打や盗塁数、
投手としての勝利数です。

ブランディングの「ブ」の字も
大谷さんの頭にはないと思いますが、
メジャーリーグの世界では
「超」に二乗が付くほどのブランドです。

 
 
東京エレクトロン。

一般の人は誰もしらないような会社ですが、
売上2兆3千億円、従業員は17,000人超。

半導体関係者なら世界中で
知らない人はいない半導体製造装置の会社。

世界で100%近いシェアを誇る装置も持っているほど。

あなたのすぐそばにあるスマホや家電には
東京エレクトロン製の半導体装置で造られた
半導体が必ず入っているはずです。

BtoB世界では、ブランドかと言われれば
超ブランドです。
 
最近、CMを流したりはしていますが
ブランド化に熱心かと問われるなら
「ぜ~んぜん!」と答えるでしょう。

 
 
ブランディングって必要なんだろうか。
マーケティングで十分ではないのか。

考えてしまいます。。。

 
 
いまブランドには
「WHAT TO SAY」ではなく
「WHAT TO DO」が重要と
言われ始めているそうです。

なぜなのか?

今週の放送はそのことを話しています。
 

このお話の続きは、
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    ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
    第368回 存在論のブランディング
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*江上鳴風(えがみなりかぜ)とは、
江上隆夫の筆名、雅号のひとつです。

 
 


 
 

いかがでしたか。
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