2023年2月11日
本格的なAIの時代とは
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
いま普段の生活の中で
あなたがどれだけのAIに触れているか、ご存知ですか?
今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
本格的なAI時代の到来についてお話しします。
それではどうぞ。
★
先日も、このメルマガで取り上げた
話題のAI「ChatGPT」。
いまはベータ版で、無料で使えますが
もうすぐ有料版も登場するようです。
このAIの登場に
Googleが「コードレッド」
つまり緊急事態を宣言したことも
話題になっています。
つまり、検索のキングであったGoogleが
その座から滑り落ちるのではないか、、、
という危機感です。
検索されることが
Googleのビジネスの根幹にあるので
確かにそれは「コードレッド」。
ただ、ChatGPTを使った体験からすると
私個人はいまのところ9.5:0.5くらいで
Googleを使います。
ChatGPTの自動生成する情報に
いまいちというより、いま五十くらい
信頼が置けないからです。
ただ、機械翻訳に近い作業や
簡単な文章をつくらせることにおいては
このAIはかなり驚異的な能力を持っています。
とにかく日本語の文章の
こなれ具合がハンパない。
すきなく、もれのない文章を
ロジカルにつくってくれます。
大学生がこれを利用してレポートを
仕上げることも可能でしょう。
事実関係の確認はぜったいに必要ですがwww
逆に、個性はなくて
ひと言でいえば「優等生の作文」。
分かりやすい、けど面白くはない。
ただ小説や映画のプロットを創るには
けっこう助けになるかもしれません。
そのうちこっそり使う小説家や
シナリオライターが出来くるんだろうと思います。
そして、それを判定できるAIも
出てくるんだろうな、と思います。
ただ、いずれGoogleが本当に凋落しそうな
AIが登場することは間違いありません。
早ければ、ここ1,2年。
どんなに遅くとも3~4年後ではないか、
と思います。
それがChatGPTになるのか、
それともまったく別のAIになるのかは
分かりませんが。
私個人はAmazonの「アレクサ」に
一日に何度か音声で指示を出したり、尋ねたり。
と言ってもテレビをつけてとか、
天気や時間を聞いたり、音楽を流すように言ったり、
たわいもないことなのですが。
ヤマト運輸の宅配便ピックアップは
音声認識のAIにお願いします。
たぶん、相当な勢いでAIは
生活の中に入り込んでいます。
いまはまだ対象が
AIだと認識できるレベルです。
たぶん、これがAIだと認識できないレベル、
つまり、私たちがコミュニケーションの対象を
人と同じように感じだすときが
本格的なAI時代の到来になると
私個人は考えています。
その時代は、そう遠くないはずです。
★
いかがでしたか。
AIは人間にとっては非常に便利なものでもあります。
一方で、人間の存在価値も問いただされているようです。
AI社会で私たちが鍛えるべき能力については、
こちらの記事もぜひご覧ください。
ではまた次回の更新もお楽しみに!