2024年9月28日

本当のブランディング、本物のブランド3品

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「本当のブランディング、本物のブランド3品」
というテーマでお話しします。

 

それでは早速どうぞ!
 
 


 
 

いま、私の手元には
「大谷選手」の活躍が報じられている
新聞があります。

さらに、私の手元に「田辺農園」という
ロゴが入ったバナナがあります。

そして、冷蔵庫に「cocoファーム」
という栃木のワイナリーのワインがあります。

 

野球選手とバナナとワイン。

これらのものには、
ひとつだけ共通点があります。
 
 

それは日々のすべての活動が
自分の理想を追いかけることで
占められている、ということです。

言い方を少し変えると
「自分にとって本質的なことしかしない」
ということです。

 

大谷選手は
自分の理想の野球をやり切るための
食事、運動、睡眠、精神にフォーカスし、
それを淡々とやり切っている。

田辺農園はエクアドルの高地で
農薬を一切使わないでバナナを育てる
土づくり、人づくりに励んでいる。

cocoファームは、
障害者の人たちと一緒に
山の急斜面につくられた畑で
ワイン用の葡萄を育て
その土地に根付いた酵母菌で
ワインを作っている。

 
 
目指す理想に向けて
やるべきことをただ淡々と
積み重ねているだけなんですね。

何も余計なことはやらず、
必要なことを必要なだけ
毎日来る日も来る日も続けています。

ブランド戦略コンサルタントなんて
肩書を私は掲げていますが、
その肩書が恥ずかしくなるくらい
凡事を徹底しています。

 
 
そして、凡事を徹底すると
これほどの高みに達することができるのだ
という見事な例になっています。

自分にとって本質的なことを
コツコツと毎日積み上げていく。

ブランドづくりって、
これに尽きるのだ!
ということを腹の底から
実感させてくれます。
 
小賢しいマーケティングの技とか、
これ見よがしのデザインやパッケージとか
如何にもなストーリーなど
ぜんぶ消し飛んでしまう。

 
何も要らない。

これが本物の、
ブランディングです。
 
 


 
 
いかがでしたか。
 
目指す理想に向けて
やるべきことをただ淡々と
積み重ねる。
そこには小手先だけじゃない骨太さって、
滲み出てきますよね、きっと。

 
ではまた次回のブログ更新もお楽しみに!