2024年12月2日

スマホ断ちすると何が起こるのか?

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「スマホ断ちすると何が起こるのか?」
というテーマでお話しします。

 
それでは早速どうぞ!
 
 


 
 

NewsPicksに所属の記者2名が
1週間スマホ断ちする記事が
掲載されていた。
 
といっても電話でもあるので、
最低限の使用は可なのですが。

 
 
携帯を持ち始めて約30年。

娘が生まれてすぐに手にしたのが
ノキアの電光掲示式!!の携帯電話。

まだ、電話機能だけのもの。
Wiodows95も発売されていない時代。

インターネットなんて
学術系以外の人はほぼ使っていない時代。

思えば情報の原始時代(笑)

 
 
いま、手元にあるのは
iPhone16 Pro MAXの1テラ。
 
電話帳10件ほどの微少メモリーから
動画でも何でもぶち込める1テラへ。

30年の進化がいかにスゴイか。

そして、いかにそれに依存しているか。
 
 
私の場合は、
どちらかというとPC主体派。

PCは仕事で外に出かけない日は
ほぼ毎日10時間以上。

独立して会社をつくってから
たぶん、この生活を20年近く
続けていることになります。

自分で書きながらびっくりしますね。

スマホに触る時間は毎日
たぶん1時間前後ではないかと思う。
 
それでもスマホがないと
なんか不安になります。
 
 

高城剛さんという方は
毎年完全にインターネットから切れる環境に
わざわざ出向いてネット断ち、
スマホ断ちをします。

日本では高山や島などの特殊な場所を
探さないと無理です。

彼の場合は、アフリカ奥地に行くそうで。

 
 
スマホへの依存とは
からだや意識が現在ではなく
未来に向かっている、ということだと
私は考えます。
 
禅や東洋思想では「いまに居る」
「いまに存在する」ということを
大切にしています。

 
 
BE HERE NOW!
 
記者の記事を読むと
徐々に意識がスマホから離れて
いまの自分、暮らしのディティールに
意識が戻って来る様子が
書かれています。
 
大袈裟に言えば
BE HERE NOW!が
戻ってきたのでしょう。

 
 
以前、ある場所で、ある人に
「江上さん、いまに居てください」
と言われたことを思いだしました。

1度、トライしてみようかな。

なかなか決心できないかもしれませんが。
 
 

 
 

いかがでしたか。

とある論文の話では、
スマホを全くいじらなくても、
電源が入っていなくても、
机の上にあるだけで
認知能力にマイナスの影響を及ぼすとか。

スマホを机の上に置くグループ、
ポケットの中にしまうグループ、
別の部屋に置いたグループ。
同じ数学のテストをして最も
成績がよかったのは最後のグループ。
最も悪かったのは冒頭のグループ。

スマホには膨大な情報や知識とも
リンクできる優れものでもあるけれど、
ときに人間の思考力を低下させたり、
根源的で大切なものを失わせてしまうものにもなる。

活用するのは大事だけど、支配されてはいけない。

裸一貫の人間に戻る瞬間、
自然とつながる時間、
いまここに集中する時間。
とても、大事ですね!

いや〜意識しないと、
超情報化社会の現代は難しい…!

スマホ断ちをしたら、
全く違う世界が見えてくる気がします。

それほど私たちは想像以上にスマホをはじめ
オンライン上の世界に支配されているのだと思います。

 
ではまた次回のブログ更新もお楽しみに!