2025年4月26日

2029年のアメリカはこうなる!?

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「2029年のアメリカはこうなる!?」
というテーマでお話しします。
 
それでは早速どうぞ!
 
 


 
 

ChatGPTに2029年のアメリカ、
政治、経済、教育の3分野で未来予測してもらいました。

通常の予測以上に「非線形予測」に
なんかリアリティを感じる・・・。
 
 
【エガミのプロンプト】
アメリカの4年後がどうなっているかを
政治、経済、教育の3分野で
非線形的な要素を取り入れながら予測してください。
また、そのときトランプのモンロー主義的な方向転換
(内向き志向と覇権放棄)が
アメリカの分断と世界の勢力圏に
どのような影響を及ぼすかも加味しながら、
その予測を行ってください。
 
 
そして、以下が出てきた答え。 
    ↓
 
【1. 政治:二重国家化と準内戦的構造の顕在化】
◆予測:
→共和党と民主党の「制度内での共存の限界」が露呈し、
州レベルでの政策分断が極限化
(例:人工妊娠中絶、移民、銃規制など)。
 
→「レッドステート vs ブルーステート」の対立は、
 もはや文化や価値観の違いではなく、
「異なる国家の原理」の争いに。
→トランプ再登場または彼の継承者による政権掌握で、
 モンロー主義的「反グローバリズム・反NATO路線」が強化され、
 国際秩序の空白が拡大。
 
◆非線形予測:
→州単位での「反連邦化運動」が台頭し、
 カリフォルニアやテキサスで「自治権強化」が叫ばれる。
→選挙結果の合法性を否定する州・民兵組織が
 連邦政府に準敵対。
→最悪の場合、
「新しい内戦(情報・経済・法的な分離)」の始まりとなる。

 
【2. 経済:AI拡張と供給網ナショナリズムのせめぎ合い】
◆予測:
→AIによる業務自動化が急加速。中間層の事務・製造系職が急減。
→産業は「スーパーAI資本家」と「失業した労働者層」に二極化。
→モンロー主義的通商政策で、中国との完全デカップリング進行。
 ただし、コスト高と生産力不足でインフレ再燃。
→サプライチェーンの再米国化(リショアリング)に拍車。
 
◆非線形予測:
→AI導入がもたらす「無職インテリ階層の爆発的増加」が、
 中流階級の不満と暴力性を生む。
→反グローバル主義とAI格差によって、
「経済民族主義」(例:AIに職を奪われた白人層の暴動)が表出。
→世界的金融秩序でドルの覇権が一時揺らぐ
 (中国・中東の独自経済圏の加速)。

 
【3. 教育:州ごとの“歴史”と“倫理”の分裂】
◆予測:
→教育カリキュラムがイデオロギー化・州レベルでの断絶へ。
#共和党が強い州では宗教教育・愛国教育の強化
#民主党が強い州では
 LGBTQ、DEI、ポストコロニアル教育が進行
→「全米統一テスト」や共通コアの廃止が進み、
 教育の“国家としての共通土台”が喪失。
 
◆非線形予測:
→一部の州でAIによるカスタム教育導入が進み、
 「親が選ぶ現実(教育)」が顕在化。
→反AI教育(自然回帰派)と
 超AI教育(遺伝子強化含む)の教育階級社会化が始まる。
→モンロー主義の流れで
 国際交流・留学・研究協力が激減し、知的孤立が進行。

 
【モンロー主義化の世界的影響】
◆ 国際秩序の再編(=アメリカが引いた後の世界)
1.NATO・西側の空洞化:
→アメリカの支援削減でヨーロッパは
 独自の防衛機構(欧州軍)構築へ。
→ウクライナ問題での米支援停止が現実化すれば
 ロシアの再拡張リスク。
2.中東・アジアの不安定化:
→イスラエル、台湾、韓国、日本など
 「米国依存国家」は自衛強化 or 核開発の議論が再燃。
→中国は「ポスト・アメリカ時代」を標榜し、
 ASEANや中東への経済圏拡張を加速。
3.国連の弱体化:
→国際機関への拠出金停止や脱退により、国際ルールが無力化。
→“G-Zero時代”(覇権なき世界)の到来。

 
◆◆◆結論:2029年のアメリカは「分断・孤立・不信」の時代へ
政治的には「連邦崩壊の予兆」
経済的には「AI寡占と民族経済主義」
教育的には「真実の断片化」
そして、世界はアメリカ抜きの秩序再設計へと動き出す。
 
 
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ChatGPTが出した答え。
おおよそ正しいと感じるけど皆さんはどうでしょう。
 
 


 
 
いかがでしたか。
 
ディープビジョン研究所の
理念創出ワークショップなどでも
よく指標に出されるの2つの未来があります。
 
統計的なアプローチで、
過去のデータから未来を予測する
「線形未来」。
つまり現在の延長線上にある未来。

一方で「非線形未来」は、
統計学的には外れ値のような、
過去のデータからの関連が見つけられない
予測できない未来。
現在からは考えられない「非線形未来」。

 
トランプ大統領の登場、
新型コロナ感染拡大、
不要普及の外出の自粛、
リモートワークの普及、
それによるワークスタイルの変革。
 
今は当たり前になったけれど、
かつてはとても考えられなかったことでした。
 
じつは歴史は「非線形未来」的な
出来事の積み重ねがつくっているともいえます。

一方で、ChatGPTのようなAIは
膨大なデータの集積で成り立っているもの。
線形回帰的、非線形回帰的予測もどちらも得意なものの、
過去のデータにはない
まったく新しいことが起こったとしたら…?
 
ChatGPTが示した以上の
非線形未来もかなりありうる。
むしろそちらの方が自然。

この予測できない未来、
AIと人間の知恵や直感で、
未来を賢く進んでいくしかない!ですね。
 
 
それでは、次回のブログ更新もお楽しみに!