2021年4月29日

抵抗のバカヤロー!!〜変化へのレジスタンス#1

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「抵抗のバカヤロー!!」と発しながら、私たちの心にある
“変化へのレジスタンス“についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

今回のコラムでは「抵抗」について
話します。

そう、抵抗、です。

どんな抵抗かというと
あなたが毎日している抵抗です。

あなたは毎日、
抵抗しています。

何に?

自分に抵抗しています。

自分が変化することに
抵抗しているのです。

 

人間は変化が大嫌い。

 

大嫌いなように
神様が仕組んだのですが、、、、

成功したり、
幸福を心から味わうには
この抵抗を取り除かなければ、
ならないように、、、、

どうも神様は人間を
つくってしまったようです。

どうしても
変化に抵抗するように
プログラムされている。

でも抵抗は
排除しなければならない。

 

この爆笑するほどの
人間の矛盾!!

まあ、めんどくさい(笑)

 

で、、、、、、、、、

あなたの抵抗は、
こんな形で現れます。

◆麻痺:感じない

◆うそ:本心を隠しまくる

◆詐欺:これではないと
本人に思い込ませる

◆圧殺:自分以外の
人格からの攻撃を誘発する

◆虐殺:すべてが終わったことを
何らかの方法で告げる

◆愛情:あなたはこんな人ではない、
もっとすばらしい人なの!という甘言。

 

そうして抵抗は
あなたから可能性を
取り去ってしまいます。

完璧に奪い去るのです。

ははは。
変わらなくて良かった!
と。

きょうのコラムは
わけが分からない、、、、

とお嘆きの諸兄は
まあしばらく時間をとって
読み返してみてください。

私たちは「変化が大嫌い」で
そして「変化しなければ自分が望む変化」を
得られない動物なのです。

これを面倒くさい、、、、
と見るか。

神様の素敵な
エクササイズと見るか(笑)

 

まあ、そう見にくいけど
これはまごうことなき
「エクササイズ」です。
あなたの心の
“変化へのレジスタンス“が
テーマです。

 

なんで、こんなに
人間は変化することが苦手かというと
2つ理由があります。

ひとつは
「ホメオスタシス」です。

生命恒常性機能といいますが
早い話、生命を維持するためには
いろいろなものが変化しちゃいけない。

たとえば、、、、、

体温とか、
ホルモンバランスとか、
血液や体液の循環、
心臓の鼓動とか。

もう、むちゃくちゃある。

人間って変わっちゃ
いけないものだらけなんです。

それで、心も、そう。

もっと即物的に言えば、
「記憶」ですね。

赤ちゃんのときから
だんだんとまわりの環境にあわせて
いろんなことを記憶していきます。

これしちゃいけない、
これはやっていい、
あれはあやっちゃだめ、
ここまではいいよ、、、、

こうして変化を
いったん受け入れた記憶は
だんだんと変化が嫌いになります。

「抵抗」=「しみついた記憶」

この力、すごいです。

10代は変わる
20代もまだ変えられる
30代半ばでぎりぎり。

40代からは、
まあ~~~~~変わらなくなる

こうして「抵抗」は
あなたの人生を変えさせまいと、
育っていくんですね。

何をやろうとしても
「いやいや、それやっちゃダメでしょ」
とささやき続ける「抵抗」が。

あなたの心で
こたつのサーモスタットのように
働くようになります。

そうして、、、、

成功法則を学んでも、
引き寄せを学んでも、
何をやっても変わらない人が
出来上がります。

そして、この「抵抗」は
私たちの奥底のDNAにも
刻まれています。

それがもうひとつの理由。

 

「臆病者の子孫」です。

いまの人類は、、、、、

 

冒険に冒険を重ねて
アフリカから全地球上に
ひろがったサピエンスの子孫です。

カンと度胸で、
冒険に、冒険を
重ねるわけだから、、、、

勇敢な者、
勇気のある人間は
早くに死んでしまうんですね。

ガケから落っこちたり、
海で流されたり、
毒のあるもの食べたりして。

つまり、私たちは
生き残った臆病者の子孫。

冒険が大嫌い、
危険なことが大嫌いな
人の後ろを石橋を叩いて歩くのが
DNAに刻まれているんです。

だから変化が大嫌い。

そうして
何をやっても学んでも
うまくいかない「私」が
出来上がるんですね。

ふう。(笑)
つづく・・・。

 

いかがでしたか。
次回の更新もお楽しみに!