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心が折れたときの「復元ポイント」を知っておこう

2025.12.20

心が折れたときの「復元ポイント」を知っておこう

こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
『心が折れたときの「復元ポイント」を知っておこう』
というテーマでお話をしたいと思います。
 
その前にお知らせです↓
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それでは、本題へどうぞ!
 
 

 
 
長く仕事をしていると、
あるいは生きていると。

誰でも一度や二度、
いや何度も、心がポキッと
折れる瞬間があります。
 
大きな失敗、
信じていた人との関係が崩れた。

頑張ってきたことが、
まったく報われないと感じたとき。
 
 
そいうとき・・・
「もっと強く」「努力が足りない」
と自分を責めるのは禁止です。

心が折れること自体は、
決して悪いことではないのです。

それは「あなたを守る安全弁」だからです。
 
 
折れたあとは「どう立て直すか」に
フォーカスすればいいのです。
 
心は、筋肉のようなもので
無理に力を入れ続けると、
必ず疲れ、ときに折れます。

だから折れたときは、
まず“戻す場所”に帰ることが
大切になります。

つまり「心の復元ポイント」です。
 
 
そのポイントは、人によって違います。

誰とも会わない静かな時間かもしれないし、
信頼できる誰かとの会話かもしれない。

あるいは、紙に思いのまま
書き出すことかもしれません。
 
 
私自身、心が重くなったときに
必ずやることがあります。

それは「自然の中に行くこと」。

森で大木や水が流れる場所に行きます。

時間がないときは近所の公園や
川のそばの散歩道を歩きます。

あるいは、いまの状態をただ言葉にすること。

不思議なもので、書いたものが立派でなくても
ただ言葉にするだけで、鬱っぽい気分が
少しずつほどけることがあります。
 
 
もう一つ重要なのは、
「折れた自分を否定しない」ことです。

折れたということは、
そこまで真剣だったという証拠。

どうでもいいことでは、
人は心を折りません。

つまり、その折れ方には、
その人の大事な価値観が隠れている、
ということです。
 
 
もし今、心が折れかけているなら、
無理に前を向かなくても大丈夫。
 
まずは、元の形に戻ることを
優先してください。

心がある程度復元してからでないと、
次の一歩は踏み出せません。

心は折れたままでありません。
折れても、ちゃんと戻る。

そのことを知っているだけで、
少し強く、少しホッとしますよね。
 
 

 
 
いかがでしたか。
 
心が折れること、
たくさんありますよね。
小さく折れるときもあれば、
ボキッと折れてなかなか戻ってこれないときも。
 
でも、江上がいうように、
どうでもいいことや無関心なことには
心なんて折れない。

それだけ大切に思ってきた価値があった、
真剣だった思いがあったってこと。
それは素晴らしいことですよね。

まずはそのことを自分自身で讃えてあげてほしい、
そんなふうに思いました。
 
それでは、またの投稿をお楽しみに!