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価値は幻想であるというのが『スロウ・ブランディング』の裏テーマ

2025.11.15

価値は幻想であるというのが『スロウ・ブランディング』の裏テーマ

こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
新刊で伝えたかったことの続きをお伝えします。

それでは早速どうぞ!
 
 

 
 
『スロウ・ブランディング』
先週末11月7日(金)発売されました!
 
Amazon → https://x.gd/G938V

友人や弟から内容が「今までで一番良い!」
と言われて嬉しい限り。

まあ、どちらかというとホッとしています。
ああ、一般の読者の方に届くのだなと思って。
 
 
実は「ブランドという現象」を追求すると
「価値とは幻想である」という結論に
達してしまいます(笑)

私が、まことに勝手に
達してしまったのかもしれませんが。

それは経済的価値の循環がほとんど幻想で
(私たちの欲望の対象とも言い換えられますが)
成り立っているという結論に辿り着いてしまいます。
 
 
だからといって、幻想だから悪い
と言っているわけではありません。

「それが人間という存在なんだ」という
別の結論が引き出されるのですが。

私たちは、そういうものだ、
そういう本能を持ってきて
生まれているのだ、と思うのです。

別に嘆息するわけでもなく
何かを諦めるわけでもなく。
 
 
で、この幻想を回しているのがお金。

お金って人類史上最大の発明
かもしれません。

なぜなら、この幻想(価値の循環)は
お金がないと始まらないからです。

そして、終わりはない。
 
 
『スロウ・ブランディング』には
そんな私に認識がそこはかとなく
全編にちりばめられています(笑)

こうしたちょっとだけ深さのある
世界認識に触れたい方は、ぜひ、お読みください。
 
 

 
 
いかがでしたか。
『スロウ・ブランディング』、
ブランディングに興味がある方、
ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
 
根源的すぎるほど根源的な本、
これを知っているのと知らないのとでは、
プランディングとの向き合い方が
全然違ってくると思います。
 
それではまたの更新をお楽しみに!