2023年11月4日

アイデアを降ろしてくる脳の使い方

シェア ツイート  B! はてブ Google+ Pocket

こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
 
今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「アイデアを降ろしてくる脳の使い方」
というテーマでお話しします。

 
それでは、早速どうぞ!
 
 


 
 

人間の脳は、
突然、アイデアを
閃かせてくれます。
 
私の場合、二冊目の著書
「降りてくる思考法」は
まさにそれをテーマに
書いた本です。

もっと簡単に言えば、
どうすればもっと
「降りやすくなるのか?」
ということがテーマです。

 
 
「降りやすくなる」やり方は
実は超シンプルです。
 

1)テーマを集中して考える
2)考えることを一切やめてボーっとする

たったこれだけ、です。(笑)

 

著書のテーマ、
二行で終わってしまいます。

 
 
このやり方は科学的にも
証明されています。

この2)の
ボーっとしているときに
脳で活発に動き始めるのです。

 
脳には「DMN」と言う
領域があります。

「DMN」は、
デフォルト・モード・ネットワーク
(Default Mode Network)の略。

 
私たちがボーっとしているときは
このDMNが活動しているとき。

DMNは、通常の意識的な活動の
なんと20倍近いエネルギーを
使っているそうです。

 
 
たとえば・・・

読書で使うエネルギー量は
脳のエネルギーの5%程度。

安静時つまりDMNの活動時には
逆に脳は消費エネルギーの
60~80%を使っているんですね。
 
つまり、ボーっとしているときが
脳活動の本番なのです。

 
意識的な活動は、
ただのインプットの活動。

脳が脳内の情報を結び付け、
アイデアやイノベーティブな考えを
生み出しているのは
ボーっとしている時なんですね。

 
「考えたら、積極的に休む」

これを習慣づけることをお勧めします。

「ボーっとする」に罪悪感は不要です。

ということでボーっとしましょう!!
3^^9

 
 

 
 
いかがでしたか。

秋の夜長にぼーっとする時間も
とても有意義な時間というわけですね。
 
ではまた次回の更新もお楽しみに!