2022年5月9日
超かんたんな課題解決アプローチ
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上鳴風が、
「超かんたんな課題解決アプローチ」についてお伝えします。
それでは、早速。
★
課題を解決するために
まずやらなければならないことは
課題の認識です。
課題をはっきりと認識するには
課題を生み出している環境の外に出る。
これは物理的に出ることも
思考実験的に出ることも含まれます。
物理的に出るとは
たとえば日本の課題を認識するために
海外に住む、みたいなことですね。
かんたんにいうと
ちがう環境に身をおいて、
そのちがいにフォーカスしてみる。
そうすると課題を生み出す要因が
見えてきたりします。
要因を分解し、対策を考える。
思考実験的に出るときのコツは
問題を再定義することです。
問題:なぜ私は結婚できないのか?
再定義:磨けば女性に魅力的に見える可能性のある自分の要素は何?
問題のフェイズを変えるとも言えます。
つまり認識の変更ですね。
そうすると問題を解決する
糸口が見えてきます。
以上すごくシンプルな
課題解決へのアプローチ2つです。
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランド戦略に
お役立て下さい。
引き続き、第241回の「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
★
今回は、シンプルということの
パワーを話しています。
人はわかりやすい構造に
引き付けられます。
実は、これは、
脳の機能がシンプルを
喜ぶようにできているから。
ビジネスは、ある種の
心理戦でもあります。
この心理戦の大きな武器が
シンプル化なわけです。
世界で生まれて、
世界に普及するサービスや商品は
ご存知の通り、とてもシンプルにできています。
とくにアメリカは人種も、
英語を操れる能力も、基礎的な素養も、
とんでもなく幅があります。
だから、開発されるサービス、商品は
だれでも直感的に使えることが前提になります。
iphoneの衝撃は、
そのシンプルさへの衝撃でもありました。
覚えていますでしょうか。
2007年以前の日本の携帯電話の
取扱い説明書を。
高度で複雑な機能を詰め込み、
さらに他社がやっている機能も全部カバーした
携帯電話のトリセツは1台につき数冊。
合計の厚さは4~5cmもありました。
誰も読まず、誰も使いこなせない。
ほんとに正直に・・・
こいつら(携帯電話メーカー&通信会社)、
バカじゃないか、と心底思ったことを覚えています(笑)
1年遅れの2008年に日本で発売された
iPhoneのトリセツはぺらぺらの紙のみ。
imodeを徹底的に研究した末に出された商品からは
バカみたいに分厚いトリセツは消えていたのです。
面倒なサービスをシンプルに使いやすくするだけで
ビジネスは発展します。
あるいは新しい事業を立ち上げる事ができます。
シンプル、恐るべし。
「江上鳴風のビジネス戦略塾」第241回は
シンプルということのパワーというテーマで話します。
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第241回 シンプルということのパワー
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次回の更新もお楽しみに!