2025年2月1日

私たちは二次元の情報かもしれない~ホログラフィック宇宙原理

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「ホログラフィック宇宙原理」についてお話しします。
 
私たちの存在は
二次元の情報に過ぎないかもしれません……。
 
それでは早速どうぞ!
 
 

 
 
物理学の
「ホログラフィック宇宙原理」って
知っていますか?
 
現代物理学の
「ホログラフィック宇宙原理」は、
私たちが三次元と認識している世界は、
実は二次元の情報によって作られた
「ホログラム」のようなもの、
かもしれないという仮説。

もう強烈ですよね~

訳がわからなくなる(笑)
 
 
でも、数学的、理論物理学的には
計算すると、どうも一致するらしい。
 
量子もつれが時空を形成する仕組みを解明
~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~
https://www.ipmu.jp/ja/20150602-entanglement

 
 
この発想のもとには
ブラックホールの研究があります。
 
あの有名な故S・ホーキング博士は
ブラックホールは完全に真っ黒ではなく、
量子効果によってわずかに放射を行い、
最終的には蒸発してしまうという理論
を唱えました。
 
でも、もしブラックホールが蒸発すると、
中に落ちた物質の情報は完全に
消えてしまうことになります。
 
これは量子力学の「情報は失われない」
という原則と矛盾するらしいのです。
 
 
で、その後、
「情報はブラックホールの
表面(事象の地平面)に
蓄積されるのではないか」
という理論が生まれたんですね。

これがホログラフィック宇宙論の
基礎になっています。
 
この理論が発展し、宇宙全体にも
当てはまる可能性がある
と考えられるようになったそうです。

 
 
ホログラフィック宇宙論は
「すべての情報はつながっていて、
宇宙全体が一つの投影である」と考えます。
 
要は三次元の超リアルな、
かつ物質感も確かにある映画の中で
私たちは生まれて、生きて、
死んでいっている。

もし宇宙がホログラムなら、
私たちの「個」という認識も、
この映像の情報の一部にすぎない!
ということです。
 
 
私たちは量子的な情報、
すべてのものは量子的な情報。

宇宙は量子的な情報が
投影されたもの!!
 
いよいよ色即是空的です。

マジかよ!!って。
 
これが証明されると
私たちの世界の見え方は、
完全に変わりますね。
 
 

 
 
いかがでしたか。
私たちの世界が投影されたものだとすると、
では投影している側の世界はなんなのだ?と。
そして投影されたこの世界はなんなのだ?

科学が発展すると同時に
解明が進む世の摂理。
 
色即是空。
空即是色。
 
科学なんて発展していない、
仏教の教えが生まれた紀元前5〜6世紀。
そのときも、
世界の本質が何か見えていたのかもしれない。
 
そう考えるとますますなんなのだ。
私たちの存在の謎は深くなるばかりです。
 
ではまた次回のブログ更新もお楽しみに!