2021年7月6日

ブランドの希少性と幻想性について

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
ヒマラヤFMにて音声で
「ブランドの希少性と幻想性について」という、ちょっと不思議なテーマで、
人間の欲望と、ブランドの関係を語ります。

メッセージに引き続き、お聴き下さい。

 

 

ブランドは突き詰めると
「希少性」にたどり着きます。

ぜんぶがブランドという状態が
成り立つのか?と考えることがあります。

つまり、みんな違って、
みんないい、という状態です。

ビジネスで言えば、
全員が幸せ、という状態です。

でも、ふつうに考えて
これは成立しません。

ブランドは価値の優劣の競争です。

希少性とは、その競争で
手に入るものだからです。

全員幸せという状態が
成り立たないものか、
と夢想することはありますが
やはりそれは成り立たないでしょう。

限りなく、それに
近づくことはできるけど
そこに至ることはない。

そして、この希少性、
私たちが生きていくのに
「必要でないもの」ほど、
それを身にまとうことができます。

生きていくのに絶対に必要なものは
基本的にブランド化できないのです。

不思議ですよね。

ここに人間が認識する
価値のパラドクスがあります。

不要なものほどブランド化でき、
必要なものほどブランド化できない。

今週のヒマラヤは
そういうブランドの根源って
何なのだろう?

という時々ぼんやりと
考えていることを話しています。

 

ヒマラヤFM エガミンのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブランディング講座
第198回 「ブランドの希少性と幻想性について」

▼こちらをクリック
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/140847763

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。