2021年5月4日

アートへの入り口

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「1917年の便器」という話から、
ヒマラヤFMにて音声で「アートへの入り口」について語ります。

メッセージに引き続き、お聴き下さい。

 

 

あまりに有名な話ですが・・・

マルセル・デュシャンが
ただの便器に「噴水(泉)」と名前を付け、
ニューヨーク・アンデパンダン展に
出品したところから現代美術は始まります。

https://www.artpedia.asia/fountain/

 

1917年のことです。

それは、本当に、ただの便器で、
家に備え付ければ使えます。

これがアートのターニングポイントと
言われるのは、、、

表現されたものと同等に、
あるいはそれ以上にコンセプト
「なぜ、どのような意図で創られたか」が
めちゃ重要になってきたからです。

この泉は、それまで
ただの鑑賞物だった
アート、芸術作品の領域を
爆発的に広げるきっかけになった
作品なんですね。

ただの便器なんですが(笑)

アートはここから、
どういう文脈で、
何を考えて
どう形にし、
それは何を感じさせるのか。

意図を含めた構想も評価される
そういう世界に入っていくわけです。

出発点は、
ただの「便器」です。

クソやろーな感じです(笑)

現代美術の出発点に
「便器」があるということは
私は偶然ではないと思っています。

だって、
ほとんど冗談じゃないですか。

ギャグです、まったくの。

「便器」をみんなで
鑑賞し、味わうんだから。

つまりアート、現代美術って、
思考の、極限の「遊び」なんです。

だから、ギャグとして
楽しめばいいんです。

面白いのは、その思考が出てきた
文脈まで知っていると
もっと楽しめる、ということですね。

ホモルーデンス!

そういう現代アートを
どう楽しんでいくか。

どうやってアートの世界に
入っていくかを
今週のヒマラヤFMでは
話しています。

 

この感覚、思考の飛躍が、
アート思考やデザイン思考にも
つながっているんですね。

こちらからお聞きください。

ヒマラヤFM エガミンのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブランディング講座
「第189回 アートへの入り口」

▼こちらをクリック
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/136463167

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。