2024年9月21日
アナログは残り続けるだろう
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
最近感じたことについてお話しします。
それでは早速どうぞ!
★
きょうは愛知で撮影の仕事です。
撮影をディレクションする仕事は
もう30年近くやってきたけど
いまだに上がりを見るのはドキドキします。
デジタルに変わる前は
フイルム現像しないと本当の画像は
見ることができなかったのですが。
いまは、その場で大きな画面で
すぐにチェックできますが。
アナログ時代はどうやっていたか。
実は同じ照明、アングルで
「ポラロイド写真」を撮って
それで上がりを想像してOKを
出していたんですね。
そういうアナログ時代、デジタル時代を含めて
かなりの数の撮影に立ち会ってきました。
CMのための動画撮影、ポスター用の静止画撮影。
たぶん、プロカメラマンとの仕事は
200回を超えるのではないかと思います。
撮影点数(枚数・本数)で数万点でしょう。
でも、満足できる上がりになったのは
本当に数えるほどなんですね。
いま思い出せるのは2点(笑)
30年で、数万点のうちの、
たった2点です。
自分の想像を超えて
素晴らしいと感動したのは。
それがどちらもアナログ時代のものです。
そして、どちらもエイトバイテンという
8×10インチ (20×25センチ)の
巨大なフイルムで写したものです。
35ミリが24×36mmなので、
いかに巨大なフイルムか分かると思います。
いまだに思うのは、エイトバイテンの描画力に
まだデジタルは追いついていないのかもしれない、
ということです。
デジタルの凄さ、性能、便利さは認めつつも
アナログの良さって明確にある。
たぶん、99対1の比率だと思いますが
アナログも残り続けるはずです。
アナログのレコードが復活しているように。
伝統工芸のような存在として。
★
いかがでしたか。
アナログ仕事の良さ、
手仕事の良さって、
確実にあると思います。
ではまた次回のブログ更新もお楽しみに!