2023年2月18日

「リスキリング」で忘れてはいけないこと

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

今回のテーマは、リスキル。
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「リスキリング」で忘れてはいけないことについてお話しします。

それではどうぞ。

 

 

「リスキリング」
最近急に聞くようになった言葉です。

Reskilling

Skill「手腕、技量、技能」の動名詞に
Re-「再び、新たに、し直す」
という意味の接頭辞がついたことばです。

意味は、時代変化が激しくなる中で
「今後に役立つ技術や知識」を
学んでもらうこと、です。

 

2020年のダボス会議で
リスキリング革命(Reskilling Revolution)が
唱えられました。

この総会2日目「社会と仕事の未来」で
取り上げられたのがリスキリング革命です。

第4次産業革命に伴う
新しい技術変化に対応できる人を
どんどん増やしていこう、ということで・・・

ダボス会議では
2030年までに10億人に
より良い教育、スキル、仕事を
提供することを宣言しました。

 

話題のAIであるChatGPTを体験すると
製造はもちろんですが、
会計や法律からクリエイティブ分野に至るまで
AIにかなり代替されることが体感できます。

 

こうした時代に仕事をし、
生活をしていくには
「リスキリングをし続けていくこと」が
その条件になります。

 

18年前から独立して生きてきた
私にとってはリスキルも
リカレント教育(学びなおし)も
実は当たり前のことでした。

 

テクノロジーやマーケティング、経済などの
最新の状況を把握していること。

自分の専門分野の知識を
つねに時代に合わせて新鮮に保つこと。

システム思考、デザイン思考、アート思考などの
新たなスキルを本格的に学ぶこと。

クリエイティブ分野のスキルを磨き続けること

学んだスキルを自身の専門分野に取り入れて
自分の方法論を再構成すること。

 

好奇心の強さもありますが
ある意味、つねに学び続けています。

でも、これらの行動に目的意識はありますが
「リスキル」や「リカレント」といった意味で
行ってきたわけではありません。

 

では、なぜ、つねに学び続けているのか?

それは単純に「面白いから」です。

知ること、学ぶこと、それを活かすことが
面白いな~と思っているからです。

 

私にとっては、リスキル?
それは簡単に言うと「娯楽」です(笑)

エンタテインメントなんです。

だから続けられる。
つまり楽しいから続くのです。

 

「リスキリング」などと新しいことばが
出てきても身構えないでください。

あなたの好奇心がおもむくところ、
ワクワクする気持ちがわき出るところ、
を学ぶことに意味があります。

そこが基本で、そこが出発点で
そして、そこが、そのワクワクが
私たちがつねに戻る場所です。

 

 

いかがでしたか。

リスキルも大事ですが、
同時にあなたのハートに尋ねてみるのもまた、
大事ですね。

ではまた次回の更新もお楽しみに!