2021年9月3日
秋がいきなり始まりましたね〜「なぜ?」と問うてみる
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
子どもの頃からのぼんやりとした疑問など振り返ります。
それでは、早速。
★
「なぜ?」と問うことは
人間の特権のようなものです。
私は、子どものころから、
「なんで自分はいるのか」
「なぜ生まれてくるのか」って
ぼんやりと疑問として持っていました。
「死ぬって怖い!」と同じくらい
幼いころにきざす問いだと思います。
そうやってぼーっと思って、
いずれそのうち、その疑問も雑事にまぎれて
思い浮かぶこともなくなります。
私も、実際そうでした。
ティーンエージャーになり、
頭の中が妄想で爆発しそうなころは(笑)
その問いはどこかに追いやられます。
でも、その愛知の妄想高校生時代の、
美術の時間で出会ったのが
ゴーギャンがタヒチで描いた傑作でした。
タイトルは・・・
「我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか」
「アッ!」と思いました。
子どものころの疑問に、
また出会ってしまったのです。
答えは、、、その10数年後、
東京でコピーライターをしているときに
やってきました。
場所は、なぜか原宿の表参道。
その答えが、突然降ってくるように
頭の中に浮かんだのです。
どうして、そんな答えが
その時、その場所でやってきたのか
いまでも不思議です。
ぼんやり歩いていたときに
その平凡な答えは降りてきたのです。
「人生が素晴らしい、
ということを味わうために
私たちは生まれてきた。」
それから、もう何年も何年も、
たちますが、この答えを超える
答えには出会っていません。
ちなみに、この「素晴らしい」は
喜怒哀楽、良い事も悪い事も
傷ついたり傷つけたりも含め、
一切合切を含めて言う「素晴らしい」です。
あの世に持っていけるのは
この世の「経験」だけです。
きょうも、あなたの人生に、
素晴らしい「経験」を!
★秋がいきなり始まりました!
★
いかがですか。
ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。
引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。
★
スターウォーズのストーリーは
よくある神話と同じ展開でできていることは
よく知られています。
ものすごく簡単に言うと
スターウォーズとは「父との和解」の物語です。
ルークとアナキンの古い6作も
女性のレイが主人公の新しい3作も。
映画シリーズとして40年以上の継続と、
価値で700億ドル(7兆円超)を可能にしたのは
物語の核心に「父と子の葛藤と和解」を
置いたからにほかなりません。
だって、それは
私たち全員が想起できる物語だからです。
世界中みんなが関心がある。
これが古典的な物語
「ストーリー」の持つ力です。
もう一つ、ストーリーではない
力を持つ物語があります。
それが「ナラティブ」です。
ナラティブも訳すと「物語」ですが、
ナラティブに、ストーリーのような
明確な筋書きはありません。
ナラティブとはみんなで一緒に書いていく
物語と言ってもいいかもしれません。
この物語は、古びず、かつ、毎日いまでも
たくさんの「わたし」たちによって
更新されていく物語です。
今週のヒマラヤFMでは、
そんな「ナラティブ」物語のチカラのことを
話しています。
今週のヒマラヤFMはこちらから
第206回 現実を変える「ナラティブ」の力を使う
https://www.himalaya.com/ja/pl
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次回の更新もお楽しみに!