2020年12月10日

課題を解決するにはメモすること

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「課題を解決するにはメモすること」についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

2020年、
たとえば1980年代の昭和とくらべると
ものすごく効率化されたように感じますよね。

私も単純にそう思っていました。

で、GDPとか国家単位の生産も
すごく伸びているんだろうなと。

ぜんぜん違うんですね。

先進国7か国のGDP成長率は
1960年代の5.55%から下がり続け、
いま1%前後。

つまり、もう効率化される場所が
なくなってきているとも言えるのです。

徹底的なデジタル化、効率化は
たいして良いモノを生み出していない
可能性が、ある。

 

これは言い換えれば
小さい課題は、
もうほとんどが克服されつつある。

そうとも言えるのです。

生活を見回せば、そうです。

暑けりゃクーラーがあるし。

寒けりゃストーブもあるし。

駅はピッで済むし。

スマホで大方の用事は済む。

このあと、空飛ぶ自動車とか
自動運転車とか、ロボットの活用とか
もっと便利になるんでしょう。

 

けれど、それもよく考えれば
95点が98点になるようなもので
微差の進歩でしかないのではないか。

手段やツールが洗練されるだけです。

小さい課題に関しては、
そのステージに入っているのですね。

 

さて。

残っているのは大きな課題です。

 

地球温暖化、環境破壊。

格差、中流層の世界的な没落。

資本主義あるいは金融資本主義の行き詰まり。

GAFAの寡占。

個人データの所有権。

監視国家の登場などなど。

効率化を進めるいろいろな企業や
産業がのっかっている、ここ数百年来の、
人類社会のOSにガタが来ている。

このバージョンアップ、改変が
喫緊の課題なわけです。

 

さあ、どうしよう?

 

世界中の知恵ある人が
取り組み始めていますが
まだまだ有効な取り組みの決定打は
見えていません。

 

小さな問題は大方解消されつつあるけど、
大きな問題はまだまだ手つかずで残っている。

 

CO2の削減もかなり遅いペースです。

で、私たちはどうしたら良いのか?

まず、そんな状況だということを
意識しておくことが第一です。

あたまの片隅にメモして
貼っておいてください。

 

そこが、スタートです。

 

メモを貼っている人が増えて、
あるティッピング・ポイントを超えると
地球全体が変わり始めるのではないか。

楽観的過ぎると怒られそうですが、
私は、そう思っています。

なぜなら、あらゆる課題は
課題にフォーカスすること、
むつかしく言うと
課題を前景化することから
解決が始まるから、です。

で、だから、
でかい課題をあまたの片隅に
メモしておきましょう。

 

 

今週のヒマラヤFMは、
使命、ミッションについてお伝えします。

使命、ミッションとは、
個人にひきつけていえば、
あなたがこの世に生を受けた理由のことです。

使命を知ることができたら、
とても幸せだと思います。

ただ、神さまは、一人ひとりの使命を
とても分かりにくく置いています。

なぜか?

それらの理由は、
ヒマラヤFMの中で語っています。

使命、ミッションと、どう出会うか。
よろしかったら、お聞きください。

 

▼ヒマラヤFM 第168回「自分の使命に気づくには」
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/124688338

いかがでしたか。
次回の更新もお楽しみに!