2021年2月18日

組織のコミュニケーション・コストについて

シェア ツイート  B! はてブ Google+ Pocket

こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「組織のコミュニケーション・コストについて」についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

同質性の高い人間が多い組織と、
多様性の高い組織。

この2つの組織の
コミュニケーション・コスト、
どっちがより掛るのか?

ちょっと最近聞きかじって
驚いたのが、このコスト、
同質性組織の方がかかるそうなのだ。

ふつうは逆だと思うじゃないですか?

でも、そうじゃない。

同質性組織の方がコストがかかる。

なぜなら、微妙なところまで
すり合わせしないといけないから。

とにかく時間も手間もかかる。

つまり、コストがかかるそうな。

多様性の組織は
一発の方向性を示して・・・

こっちで行くぞ~!
みんな、考えろ!

何がうまく行った?
じゃあ、みんなでそれやろう!

・・・で行ける。

同質性組織は、
細かいところまでこだわって
決めてまずは全員で
セーノ、でやる。

ダメじゃん!

じゃあ、もう一回
最初から考えるか~。

部長呼んでくれ!

いちいち全員合意を
前提にすることが多くなるから
結果的にコストが多くなる。

なるほど。

それで日本の異常なまでの
生産性の低さが説明できます。

ちょっと目からウロコでした。

ちなみにマッキンゼーの調査だと
民族的、人種的な多様性のある組織の
経済的利益は業界平均より35%高いそうです。

性別多様性が高いと、同じく経済的利益は
業界平均より15%高いそうです。

「多様性のあるチームが賢い理由」
https://hbr.org/2016/11/why-diverse-teams-are-smarter

 

 

いかがですか。

ぜひ、貴社の、あなたのブランディング戦略に
お役立て下さい。

引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

ブランディングのSTEPで
もっとも苦労するのが
ビジョンを創り出すとき。

同じくらい大変なのが
コンセプトづくり、です。

この作業、
DNAをシーケンスする作業に
似てるなあ、と思うことがあります。

DNAは、あなたの設計図です。

あなたの人生の
基本的なプログラムはここに
すべて書き込まれているわけです。

つまり、それは
宿命の設計図です。

だから、企業の理念や
ブランドの理念を抽出するときは
DNAの30数億の塩基を
読み取るようにデータやファクトを
いっしょに丹念に見ていくのです。

これ、シーケンス作業です。

ちなみに、私は、
理念(ビジョン、コンセプト類)を
「抽出する」と言います。

「創造する」とは絶対に言いません。

それは創る行為というより
中にあるものを発見して、
取り出す行為だからです。

このシーケンスを行って、
もっとも需要な塩基を
(いくつかの有力な宿命的性質)
取り出します。

この「有力な宿命的性質」が
運命の設計図の素になります。

そう、宿命ではなく、
運命の設計図です。

運命はあなたが作れるからです。

宿命はいじれないけど、
運命はいじれる。

ブランドの運命の設計図が
ビジョンとか、コンセプトなんですね。

これを創るために、私はときどき、
人事や就活のフレームワークである
<Will・can・must>を使います。

ご存知の方も多いでしょう。

このフレームワークを使うと
自ブランドの現在を客観化できるのと、
クライアントを考えこませることができる(笑)

つまり、運命を切り開くきっかけを
与えることができる。

詳しくは今週のヒマラヤFMへ。

第178回ブランディングの作法-その6:will・can・must
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/131098017

 

次回の更新もお楽しみに!