2020年7月23日

問題は真因が分かれば自然に解決に向かう

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつも、お読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、こちらの「問題は私たちを助けに来ている」
続きです。

ブランド戦略コンサルタントの江上は、
「問題は、その所在と真因が分かれば自然と解決に向かいます」
といいます。

それでは、早速。

 

 

前回お伝えしたのは、
問題は私たちを助けに来ている。

 

組織を変化させるきっかけとなるのは
顕在化した問題と、その背後にある
「本当の問題」だということでした。

 

こうしたネガティブな事象は、
組織の、あるいはあなたの、
もっとも変化促す動因となります。

ちゃんと向き合えば。

 

向き合うということは怖いことです。
パンドラの箱を開ける怖さがあります。

箱を開けて、
意外なものが出てくることもあれば、
そうだと思った、というような予想の範囲の中で
何かが出てくることもあります。

それでも、
取り合えず見たくはないものが
出てきます。(笑)

台所の片隅の棚でくさって
変わり果てた
食べ物の残骸のようなものです。

腐臭を放ちますが、
手に取って見るしかありません。

 

トヨタは問題が起こったときに
「WHYなぜ」を
5回繰り返すと言われます。

そうすると、やっと真因に
たどり着ける。

 

人は自分をだます天才です。

 

うすうすは「真因が分かっている」から
“それ”が意識上の登らないように
意識下に閉じ込めて言語化も拒否し。

 

「何かわけがわからない」ことが
あることすらも分からないようにして
何食わぬ顔で日常を送っています。

 

ね、天才なのです、私たちは。

だから「なぜ?」という問いかけが
しつこく、しつこく必要なのです。

こうした自己欺瞞の地層を突き抜けて
どうか、あなたが問題の真因に
たどり着くことができますように!

 

問題は、その所在と真因が分かれば
自然と解決に向かいます。

 

特定された問題を
人間は解決せずにはおけない
生き物だからです。

問題の本当の所在と、真因の究明に
8割の力を注ぐ。

そうすれば、、、、
あとの2割の力で解決できます。

もし、所在と真因が分かって、
解決に向かわないなら、
その組織は役目を終えたか
寿命が来ているということです。

 

あなたが経営者であれば退くか、
たたむことを考えた方が良いでしょう。

あなたの寿命も来ている可能性が高い。
残念ながら。

スタッフであれば、とっと辞めて
次のところへ移ってください。
いずれ、その組織は瓦解します。

 

自分自身の問題?
少し厄介です。

自分からは退くことも、
たたむことも、
辞めることもできないから。

自分自身から、
引っ越せればよいのですが。

 

まあ、ムリな相談です。
どうするか?

がんばってください。(笑)

 

 

いかがでしたか。
次回の更新もお楽しみに!