2020年9月14日

危機の時のリーダーシップの在り方

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

先月末、安倍総理大臣は、
持病が悪化したことなどから国政に支障が出る事態は避けたいとして、
総理大臣を辞任する意向を固めました。

コロナ禍というまさに危機の時、
次のリーダーを決めることとなりました。

本日、9月14日(月) 14:00~
党大会に代わる両院議員総会、投開票が行われます。

今日のコラムでは、
ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、
「危機の時のリーダーシップの在り方」についてお伝えします。

それでは、早速。

 

 

リーダーシップとは何か。

あなたはどういう風に定義していますか?

コロナ騒動で、
あまりに動かなさすぎる教条主義の官僚と
政治的なリーダーシップの欠如。

危機的な状況なのに
マスク2枚というのんきさ。

あまり悪口は
言わないようにしていますが
第二次世界大中から何も変わらない
私たち日本人の悪弊を
見ている気持ちになります。

 

つまり、誰もリーダーシップを
取っていない。

 

取らないのか、取れないのか。

空気を読んで、動いているだけ。

決断者、決定者が居ない状況。

これは誰かの問題ではなく、
私そのもの、あなたそのものの
問題だということを自覚した方がいいでしょう。

それほど、私たち日本人には
どうしようもない処があるようなのです。

「和を以て貴しとなす」民族の
欠点かもしれません。

最悪のときにその国民の
良さも悪さも出てきます。

良さは、日本人の
健康リテラシーの高さ。

 

つまり、
日常習慣のレベルがスゴイ。

 

医療レベルもかなりのものです。

肺炎の診断に欠かせない
CTスキャンは人口比は世界一です。

しかし、せっかくの
アドバンテージも判断や行動が遅かったり、
想像力が欠如していると
まったくアドバンテージにはなりません。

コロナであらわになった、
この状態は1990年代のバブル崩壊以来、
日本が繰り返してきた道です。

リーダーシップの欠如。
ビジョンの欠如。
危機管理能力の欠如。

東日本大震災でも、
同じことを繰り返しました。

悲惨な目に合わないと
目が覚めなにのだとしたら、
悲惨な状況がやってきます。

 

リーダーシップとは何か。

あなたはどういう風に定義していますか?

 

私の、もっともシンプルな
リーダーシップの定義は
「自ら声を出して行動する」
ということです。

 

セミナーで私が
よく例に出すのが、、、、、

満員電車で子連れのお母さんが
降りようとするときに
「すみません!小さいお子さんを連れた
お母さんがおりますので、
ドアの前を開けていただけますか?」
とその場の人に呼びかけられるか、です。

これがリーダーシップです。

何の見返りもありません。

リスクはあります。

うるせぇ!と言われることも
あるでしょう。

かっこうつけてと
陰口を叩かれるかもしれません。

それでも、困っている人に
想像を働かせて声を出せるか。

この行為の先に
国や世界を動かす
リーダーシップがあります。

やるか、やらないか。

だけ、なのです。

 

いかがでしたか。
次回の更新もお楽しみに!