2020年8月22日

前提を疑う効用について

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今日のコラムでは、ブランド戦略コンサルタントの江上は、
「前提を疑う効用について」お伝えします。

それでは、早速。

 

前提を疑うこと。

何だか問題が起こって、
どうにもならないときに
おすすめなのは、
「前提を疑うこと」です。

 

それも、ほんとうにそうか?
とも疑いもしない前提を疑うのです。

 

問題の淵源は
だいたいにおいて
僕らの頭に固着したところに
あることが多いからです。

 

煮詰まったら
ちょっと気分を変える。

コーヒーを飲む。

立ち上がる。

深呼吸をする。

泳ぎに行く。

つまり、
切り替えること。

 

で、目指すのは
「前提を疑う」のです。

「メタ思考」です。

次元を一つ上げた場所に
行くようにする。

「前提を疑う」ことで
アインシュタインは
ひょっとしたら時間も空間も、
びょーんと伸び縮みする?

と思って相対性理論を
完成させたのです。

「前提を疑う」ことで
ナカモトサトシは
ひょっとして銀行なんて、
いらね~んじゃない?

と思って
ブロックチェーンの技術論文を
発表したのです。

 

「前提を疑う」ことで
うちの奥さんは、
ひょっとしてトマトって
お吸い物にできるんじゃない?

と思って、10数年前に
“とき卵とトマトのお吸い物”を
完成させたのです(笑)

 

「前提を疑う」は
すべてに向けることができます。

 

自分で云うなら、、、

五島の田舎者は東京じゃムリだ。
というおせっかいな親族の前提を
疑ったからコピーライターとして
食えるようになった。

わたしは会社員でいる
という前提を疑ったから
いまここで、こうして
メルマガを書いています。

ブランディングの前提を
疑ったから三冊の本が書けた。

前提を疑うことで、
一人の小さな人生を
動かしてきたとも云えます。

 

ほんと、あなどれないのです。
「前提を疑う」力は。

 

ここに最近話題になっている
「ラディカルマーケット」
という本があります。

この本の中で、
著者であるアメリカの若手経済学者は
私有財産という
社会制度の前提を疑っています。

「前提を疑え」

それは「思考の次元を上げる」。

あなたの、考える力を、
ものすごく引き上げます。

コツ?

ほんとにやりますか?(笑)

では。

 

条件を設けず、
過去と現在を考慮せず、
常識を考慮せずに、
他人の意見をまったく顧みずに、
行ってください。

 

「if もし~であったら」
という想像をできるだけ飛躍して行います。

それも怖くなるところまで。

できるだけ当たりまえのことを
疑ってみてください。

以上。

 

それが「怖くなったら」
あなたの「前提」を疑っていると
思っていいでしょう。

健闘を祈ります!

 

 

いかがでしたか。
次回の更新もお楽しみに!