2023年4月1日

ユーザーインサイトの簡単な見つけ方

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こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「ユーザーインサイトの簡単な見つけ方」をお伝えします。

それでは早速どうぞ!

 

      ★

 

マーケティングや
ブランディングで重視されるものに
「インサイト」があります。

 
インサイトとは
ユーザーが抱いている「真の課題」
のこと。

 
やっかいなのは
真の課題には企業側もユーザー側も
ほとんど気づいていない。

というか気づきにくいから
インサイトと言われるわけです。

 

インサイトが正しく把握できると
施策の成功の度合いも大きく違ってきます。

打つべき施策が全く変わります。

だから、インサイトを探ることは
死ぬほど重要なのです。
 
 

じゃあ、見えないインサイトを
どうやって探るのか?

 
湾岸警察署の青島刑事の名セリフに
「事件は会議室で起きてるんじゃない
現場で起きてるんだ!」というのがあります。

インサイトの現場はユーザーの心理です。

 
その探り方はシンプルです。

ユーザーに根ほり葉ほり聞くこと。

つまり、デプス・インタビューが
出発点です。

 

何人ものユーザーに、
仮説を立てて根ほり葉ほり聞くこと。

 
そのときのコツは・・・

「なぜ、そう思うのですか?」
「なぜ、そう感じるのですか?」
「なぜ、そうしたんですか?」

・・・とWHYをぶつけていくことです。

 
私たちは感じたり、考えたり、行動したりの
意識の地層の中に本当の思いを隠し持っています。

この思いは本人もまったく言語化できていません。

 
通常は、それは意識に上がってこない状態で
生活しているのですね。

 
その意識の地層を掘り進んだ手応えのところまで
「なぜ、そうなのですか?」をツルハシに聞いていくこと。

これがインサイト発見の最大のポイントです。

 
インサイトは表面的な不満や欲求の地層の
すぐ下ではなく、さらに
3~4層掘り進んだところにあるからです。

 

 

いかがでしたか。
 
ぜひ、「WHY」を繰り返して
意識の地層にある本当の思いを発見してみてください。

ではまた次回の更新もお楽しみに!