
2025年3月8日
間違うことの素晴らしさ!
こんにちは。ディープビジョン研究所です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回はブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が
「間違うことの素晴らしさ!」
についてお話しします。
それでは早速どうぞ!
★
ChatGPTの
エージェント機能を使って
レストランを探してもらった。
どうも予約までしてくれそうなのですが
危なっかしいので、まずは探して提案まで。
面白いのは
AIが勝手にブラウザを
立上げて自分で文字を打ち込み、
ネットの中を探していること。
それを人間が見ているのですが、
いまのところ、
中学生レベルのリサーチ。2^^;
「和食」か「イタリアン」の
指示なのに「焼肉」を提案された(笑)
食べログポイントと3.5以上と言ったのに
3.1レベルのお店を提案。
最寄りの駅から2km以内は
まあまあ合っているけどね。
これじゃダメ!と言って
追加の条件を加えたら
なぜか「食べログ」の検索窓に
「駅〇」と何回も打ち込んでいる。
なんだろう「駅〇」って(笑)
これを5~6分の間、
同じことを10回ぐらい繰り返している。
ダメかな・・・と思っていたら
そのやり方を突然捨てて
(この5~6分間で何かを学んだんだろうか?)
突然、条件に沿ったリサーチを始めて
完全に条件に合ったお寿司屋さんを提案してくれました!
最終的には合格です!
お店にはいきませんが(笑)
AIが勝手にブラウザ使って、
探す様はちょっといままでにない機能感。
このエージェント的な機能が発達すると
仕事の帰り際にAIにオーダーしておいて、
地味な単純作業はぜんぶAIが翌朝までに
仕上げることになります。
もう、そういう使い方をしている方も
多いかもしれません。
ちなみに昨日もとある資料をAIに作らせたんですが、
わずか1分ほどのリサーチ内容が簡単なパワポ資料に。
さらに自分がいま考えているビジネスの
サイトを作らせたら、かなり的を射た構成のものを
ものの1分ほどで制作してくれました。
これは内容も構成もばっちりで
自分が想像していたもの以上ができて驚きました。
こうした驚きも
当たり前になっていくんでしょう。
さて、では人間にしかできない仕事とは?
「AGI、ASIの時代になっても、
人間にしかできない業務とは何ですか?」
とAIに訊いてみました。
AGIは汎用AI、
ASIは、そのもっと凄いやつで
いわゆるシンギュラリティAI
ずっと自律学習するやつ。
以下、答えです。
技術的に可能かどうかではなく、
「人間であること」自体が価値や意味を持つ仕事が、
人間にしかできない業務として残ります。
1)「人間性」の素晴らしさが求められる業務
伝統工芸や手仕事
人間が行うパフォーマンス・スポーツ競技
宗教的・精神的指導者
2)人間の生身の「身体性」が必要な業務
セラピスト・心理カウンセラー
看護師・介護福祉士
保育士・幼児教育者
3)人間が主体で社会的な価値を決定する業務
企業経営者・政治リーダー・組織の最高責任者
法律・倫理・正義の最終決定者
4)人間が共感・共鳴することに価値がある仕事
対話・共感型の接客・カスタマーサービス
作家・詩人・思想家
メンタリング・人材育成の仕事
人を育てる仕事
5)「未知」の追求と挑戦に価値を置く活動
探検・冒険のアクティビティ
基礎科学や純粋数学などの研究者
まあ、そんなところだよな
とAIのあまり新味のない回答を見ながら
思いましたが。
・・・個人的には
人間の「ブレ」や「ゆらぎ」や
「間違うこと」が実は大きな
人間の可能性ではないかという議論に
なっていくのではないかと思っています。
間違うことの素晴らしさ!
ここに人間の最大の可能性が
あると私は思います。
★
いかがでしたか。
2022年、ChatGPTが出たばかりの頃と比べ、
圧倒的な進化を遂げているAI。
文章作成やリサーチはもちろん、
メールをAIが返していたり、
会議にAIが出ていたり、
人によって活用の度合いはそれぞれですが、
ビジネスの場でも
かなりのことがAIにできるようになってきていますよね。
今の子供達が大人になる頃にはどうなっているのか、
昨今の急速な発展を思うと、
全く想像がつきません。
間違うこと。
忘れること。
AIにとってはエラーと思われることが、
大事になってくるのかもしれませんね。
人間らしさとも言える部分。
でも、ここもできるようになったなら。
と思うと少し空恐ろしい気もしてきます。
それでは、次回のブログ更新もお楽しみに!